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ノルドストリーム１が21日再開か、欧州はガス供給一段減を警戒
概要：［ロンドン ２１日 ロイター］ - ロシアと欧州を結ぶ主要ガスパイプライン「ノルドストリーム１」の定期メンテナンスが２１日に終了する。だが欧州各国は、再開後のロシア産ガス供給のさらなる削減に身構えている。
ロシアと欧州を結ぶ主要ガスパイプライン「ノルドストリーム１」の定期メンテナンスが２１日に終了する。
［ロンドン ２１日 ロイター］ - ロシアと欧州を結ぶ主要ガスパイプライン「ノルドストリーム１」の定期メンテナンスが２１日に終了する。だが欧州各国は、再開後のロシア産ガス供給のさらなる削減に身構えている。
メンテナンスは１１日に始まり、２１日０４００ＧＭＴ（日本時間午後１時）に終了する予定。
ロシア産ガスをバルト海を経由してドイツに送る同パイプラインは年間５５０億立方メートルのガスを輸送している。
ノルドストリーム１は過去２年間、毎年夏に行われるメンテナンス後は予定通りガス供給を再開している。
だが今年は、カナダで整備中のタービンの供給が遅れ、ロシア国営ガスプロムが欧州の顧客に対して、例外的状況により供給を保証できないことを意味する不可抗力を宣言したため、稼働停止が長期化する懸念が出ていた。
ドイツ連邦ネットワーク庁（ＢＮｅｔｚＡ）の責任者は２０日、ノルドストリーム１の定期メンテナンス終了後、ガスプロムの指定に基づくと輸送能力の約３０％でガス供給が再開されると述べた。
ただ、供給会社の指定量はメンテナンス終了までに変更される可能性がある。
供給量が限定される場合、欧州のガス貯蔵計画は混乱し、ガス危機はさらに深刻化するとみられる。
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