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概要:米国務省のジェフリー・パイアット次官補(エネルギー局)は1日、経産省で開いた日米エネルギー安全保障対話後の会見で、現在欧州連合(EU)で議論しているロシア産原油の価格上限設定について「合意がなされると自信を持っている」と述べた。
12月1日 米国務省のジェフリー・パイアット次官補(エネルギー局)は1日、経産省で開いた日米エネルギー安全保障対話後の会見で、現在欧州連合(EU)で議論しているロシア産原油の価格上限設定について「合意がなされると自信を持っている」と述べた。写真はジェフリー・パイアット氏。2017年10月、ギリシャ・アテネで撮影(2022年 ロイター/Giorgos Moutafis)
(見出しを修正、コードを追加しました)
[東京 1日 ロイター] - 米国務省のジェフリー・パイアット次官補(エネルギー局)は1日、経産省で開いた日米エネルギー安全保障対話後の会見で、現在欧州連合(EU)で議論しているロシア産原油の価格上限設定について「合意がなされると自信を持っている」と述べた。
主要7カ国(G7)はロシア産原油の価格上限を1バレル当たり65―70ドルに設定するよう提案した。12月5日の上限価格の発行を前に、EUでは協議が続けられているが、一部では市場価格が上限設定を下回る取引もみられ、合意形成に苦戦している。
パイアット次官補は、上限設定の目的について、原油の輸出によりロシアが得るリソースを最小限にし、エネルギ―市場の更なる混乱を防ぐためと説明。その上で、EUでも合意形成がなされることに自信を持っているとした。
日米の対話では、経産省から南亮首席国際カーボンニュートラル政策統括調整官が参加した。先月の米ワシントンでの対話に続き、2回目となる。日米間でのエネルギー安全保障を確認、再生可能エネルギーの分野についても議論した。
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