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概要:[マドリード 31日 ロイター] - スペインの銀行大手サンタンデールは31日、今年の財務目標を達成できるとの見通しを示した。銀行部門の混乱にもかかわらず、第1・四半期の融資と預金が増加傾向にあるとの
[マドリード 31日 ロイター] - スペインの銀行大手サンタンデールは31日、今年の財務目標を達成できるとの見通しを示した。銀行部門の混乱にもかかわらず、第1・四半期の融資と預金が増加傾向にあるとの見方も示した。
今年の財務目標は2桁増収、有形株主資本利益率(RoTE)15%以上、経費率(コスト・インカム・レシオ)44─45%、コスト・オブ・リスク(信用リスクや潜在的な損失を管理するためのコスト)1.2%未満。
アナ・ボティン会長は「今年前半の業績を考慮すると、第1・四半期は14%程度のRoTEを達成できる見込みだ」と表明。
「年明け後数カ月は好ましい傾向にある。新規顧客は100万人以上、第1・四半期の融資と預金は為替変動の影響を除くベースでそれぞれ前年同期比4%、6%増加する見通しだ。収入は2桁のペースで伸びている」と述べた。
同行の株価は過去4営業日で7.2%上昇している。
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