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概要:英防衛大手BAEシステムズは、容器メーカーの米ボールの航空宇宙部門買収の可能性を巡り協議している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。実現した場合、英企業による買収としては今年最大規模となる。
英防衛大手BAEシステムズは、容器メーカーの米ボールの航空宇宙部門買収の可能性を巡り協議している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。実現した場合、英企業による買収としては今年最大規模となる。
関係者らによれば、BAEは現在、買収の条件についてボールと協議を続けている。ボールの航空宇宙部門は、宇宙旅行や天気予報などさまざまな分野の機器やセンサーを製造する。この取引では、ボールの宇宙航空事業を40億ドル(約5830億円)超と評価する可能性があるという。
協議は継続中で、何らかの合意に至るか定かではないと、関係者らは述べた。別の買い手候補が浮上する可能性もあるという。BAEの担当者は、同社は定期的にポートフォリオを見直しているとだけ述べ、それ以上のコメントは避けた。ボールの広報担当にもコメントを求めて連絡を取ったが、これまで返答はない。
ロイター通信は7月、BAEを含む複数の企業がボールの航空宇宙部門に関心を示していると報じていた。
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