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概要:フランスの銀行BNPパリバは、7-9月(第3四半期)の債券トレーディング収入が減少した。
フランスの銀行BNPパリバは、7-9月(第3四半期)の債券トレーディング収入が減少した。
26日の決算発表によると、債券トレーディング収益は前年同期比で12%減少し10億ユーロ(約1600億円)強にとどまった。市場部門全体の収入は9%減の18億ユーロとなり、アナリスト予想をわずかに下回った。純利益は4%減の27億ユーロだった。
地政学的緊張が高まり投資家がポートフォリオの再編成を急いでいた1年前と比べボラティリティーが低下する中で、債券、通貨、商品トレーディング業務が世界的に減速していることが浮き彫りになる。25日に決算を発表したドイツ銀行の債券トレーディング収入も同程度の落ち込みだった。24日に発表した英バークレイズは26%減とさらに大きく落ち込んだ。
これに対し大手米銀は全体として1.3%増と、欧州勢を上回るパフォーマンスを上げた。
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