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概要:いまだに盛り上がっているとは言えないVRだが、当初普及が期待されたエンタメ向けより、企業の研修や危険学習などB2B向けに広がっているという。企業担当者たちに聞いてみた。
グラビア女優のVR映像が楽しめるフューチャーリープのブースは人気だった
一方、エンタメ向けVRもまったく盛り上がってないわけではない。
ブース面積こそ小さいが、ひそかに来場客から注目されていたのが、グラビア女優と間近で触れ合えるVR。2018年のコンテンツ東京にも出展していたフューチャーリープ社が展開しているVRコンテンツ制作サービスだ。
ヘッドマウントディスプレーとヘッドホンを着けると、目の前にグラビア女優が現れ、彼女が戯れる姿を楽しめる。展示会の都合上、ブースでは女優と同じ空間にいてVRを体験する形だったが、女優が別室や遠隔地でカメラの前にいる場合でも、リアルタイムの動きをVRを通じて見ることができる。
VR映像の中で、女優がお菓子を持って筆者に食べさせようと近寄ってくると(実際にはカメラに近づいているだけなのだが)、思わずこっちも照れながら口を開けかけてしまった。視聴感覚では距離感ゼロ。少しでもリアルな映像をつくり上げるために、高性能なカメラを組み合わせて撮影している。
このコンテンツを体験した男性ビジネスマンは「すごく生々しくて、面白い。視覚だけじゃなくて、ヘッドホンから聞こえる声で肌の感覚まで刺激されている感じになった」と驚いていた。
同社の担当者は「グラビア女優のリアルタイムVRイベントを以前実施したときは、1回5000円の有料にしたのにかなり好評でした。今後はこの機材で結婚式、お子さんの成長や卒業式などのVR映像を制作するサービスにも取り組みたい」と話してくれた。
VR普及の鍵は「女子高生」?
ここ数年は伸び悩んでいたVRだが、企業向けの教育用途では着実に広がりつつあるようだ。
では、これから一般のユーザーに幅広く浸透するのだろうか。ある出展社の男性は、VR普及の鍵は「女子高生」だと言い切った。
「日常生活においてニーズがあるかどうかがまず大事。こういったVR機器が爆発的に広がるには、大前提として女子高生に流行らないといけないというのが持論です。携帯電話、スマートフォンもそうでした。今のヘッドマウントディスプレーは“ごつい”。女性にとっては、化粧も取れるし、髪も乱れるし、遠い存在だと思いませんか?」
そもそも現状の機器のあり方がハードル、ということか。普及はなかなか簡単ではないかもしれない。
(文・写真、大塚淳史)
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