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概要:米ウォルト・ディズニー<DIS.N>は11日、アナリスト向け説明会で、新たな家族向け動画配信サービス「ディズニー・プラス」の詳細を明らかにした。幅広い人気コンテンツをそろえて米ネットフリックス<NFLX.O>に対抗する。 年内に米国でサービスを開始し、随時海外でもスタートする。料金は月7ドルもしくは年間70ドル。テレビ番組や映画の新作・名作を配信する。 広告は放映しない。サービス
[バーバンク(米カリフォルニア州) 11日 ロイター] - 米ウォルト・ディズニー(DIS.N)は11日、アナリスト向け説明会で、新たな家族向け動画配信サービス「ディズニー・プラス」の詳細を明らかにした。幅広い人気コンテンツをそろえて米ネットフリックス(NFLX.O)に対抗する。
年内に米国でサービスを開始し、随時海外でもスタートする。料金は月7ドルもしくは年間70ドル。テレビ番組や映画の新作・名作を配信する。
広告は放映しない。サービス開始は11月12日。ディズニーの映画やテレビ番組のほか、「マーベル」、「スター・ウォーズ」、「ナショナル・ジオグラフィック」、「シンプソンズ」などを視聴できる。
加入者の目標は6000万─9000万人。2024年度の黒字計上を目指す。オリジナル番組の制作には2020年度に10億ドル強、2024年までに約20億ドルを投じる予定。
フィッチ・レーティングスのディレクター、パトリス・クチネロ氏はディズニーの新サービスについて「極めて手頃な」料金設定との見方を示し、「ディズニーはストリーミングサービスに近づいている。『ディズニー・プラス』でシェア獲得と加入者の急速な伸びを期待している」と指摘した。
ディズニーは動画ストリーミング用機器やゲーム機にディズニー・プラスを配信するため、動画ストリーミング用機器メーカーのロク(Roku)(ROKU.O)や、ソニー(6758.T)と契約を結んだ。
ロイターがアナリストを対象に実施した調査によると、サービス料は月額7.5ドル程度が見込まれていた。米国内加入者数は2020年までに約720万、21年までに1366万人に増える見通し。[nL3N21T2Z8]
ディズニーはケーブルテレビ大手からネット配信事業大手への変革を目指している。同社はネット配信事業強化に向けて昨年、21世紀フォックスの映画・テレビ部門の買収を決定。これにより、映画「アバター」などの人気作品を取得した。
ボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)は11日の説明会で、2021年以後のCEO契約を更新しないと表明。同氏が最優先事項と掲げるネット配信事業で成功すれば、CEOとしての最後のレガシーになる可能性がある。同氏は取締役会が後任人事に着手していることを明らかにした。
11日の説明会では、ディズニー幹部が傘下のスポーツ専門チャンネルESPNのストリーミングサービス「ESPNプラス」を中南米地域に導入する可能性に言及したほか、傘下の動画配信サービス「Hulu」の海外事業拡大を検討していることも明らかにした。
同社はまた、Huluのサービス加入者が2024年度までに4000万─6000万人に増えると予想、23年度か24年度までに米国事業が黒字になるとの見通しを示した。Huluの現在の加入者は2500万人、今年度は15億ドルの赤字が見込まれている。
*内容を追加しました。
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