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概要:米アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は11日、株主宛ての書簡で、同社の最低時給引き上げの効果を示すとともに、他の小売り大手に対し、最低時給でアマゾンに対抗するよう発破をかけた。
米アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は11日、株主宛ての書簡で、同社の最低時給引き上げの効果を示すとともに、他の小売り大手に対し、最低時給でアマゾンに対抗するよう発破をかけた。
ベゾス氏は書簡で、ライバルの小売り大手に対し、アマゾンの福利厚生と最低時給15ドルに対抗するよう呼び掛け、「できれば最低時給を16ドルまで引き上げ、当社に挑戦してほしい」と表明。「それは皆に恩恵をもたらす競争だ」とした。
アマゾンは賃金の低さや労働環境への批判に対応する形で、昨年11月から米国内の従業員の時間当たり最低賃金を15ドルに引き上げた。
ベゾス氏は書簡で、賃上げはアマゾンの従業員25万人以上と、前回のホリデーシーズンに米国のアマゾン倉庫で勤務した季節雇用スタッフ10万人以上に恩恵をもたらしたと説明した。
ベゾス氏によると、2018年のサードパーティーによる売上高は全体の58%を占め、17年の56%から割合が増えた。
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