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概要:11日の米株式市場ではS&P500種株価指数がほぼ変わらず。その他の主要株価指標は小幅安となった。決算発表シーズンに関心が移る中、商いは薄かった。米国債は下落。経済指標で景気の底堅さが確認された。
Pedestrians walk along Wall Street near the New York Stock Exchange (NYSE) in New York.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
11日の米株式市場ではS&P500種株価指数がほぼ変わらず。その他の主要株価指標は小幅安となった。決算発表シーズンに関心が移る中、商いは薄かった。米国債は下落。経済指標で景気の底堅さが確認された。
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S&P500種株価指数はほんのわずかに上昇したものの、出来高は30日平均を20%余り下回った。この日は医療保険株の下げが目立った。政治的リスクの高まりが背景。一方、資本財株は上昇。ボーイングが737MAX墜落事故を巡る問題を抱える中、5営業日ぶりに値上がりした。銀行株も高い。12日のJPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴを皮切りに、決算シーズンが本格化する。
S&P500種は前日比0.11ポイント高の2888.32。ダウ工業株30種平均は14.11ドル(0.1%)下げて26143.05ドル。ナスダック総合指数は0.2%下落。ニューヨーク時間午後4時55分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.50%。米国債は下落。力強い米労働市場としっかりした物価上昇が経済指標で示された。
BMOウェルス・マネジメントで米資産運用の最高投資責任者(CIO)を務めるマイク・ストリッチ氏はインタビューで、「ここまでの上昇を市場はまだ完全に受け入れていない」と指摘。「決算シーズンが到来する。年内の見通しがどうなるのか様子見する姿勢が広がるだろう。それが主要なテーマとなる」と述べた。
ニューヨーク原油先物相場は反落。過去1カ月余りで最大の下げとなった。前日発表された米在庫統計で、原油在庫が2017年以来の高水準に膨らんだことが引き続き材料視された。国際エネルギー機関(IEA)は世界的に需給が引き締まりつつあるとの認識を示す一方、景気懸念から需要見通しを引き下げる可能性があることを示唆した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は1.03ドル(1.6%)安の1バレル=63.58ドルで終了。ロンドンICEのブレント先物6月限は90セント(1.3%)下げて70.83ドルで終えた。
ニューヨーク金先物相場は反落。スポット相場は2週間ぶりの大幅安。3月の米生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回る伸びとなったことから、価値保存手段としての金の妙味が減退した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は1.6%安の1オンス=1293.30ドルで終了。ニューヨーク時間午後2時9分現在、スポットは1.3%下げて1290.72ドル。
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