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概要:米銀大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)<WFC.N>が12日、今年の純金利収入見通しを従来予想(2%増から2%減)から2─5%の減少に引き下げた。投資家に動揺が広がり、株価は3%値下がりした。 第1・四半期決算は利益が前年同期比16.4%増加、積極的なコスト削減が奏功した。 連邦準備理事会(FRB)は世界減速に伴う国内景気リスクを踏まえ、年内利上げに踏み切る公算は小さいと示唆しており、純金利収入圧迫への懸念が広がる。
[12日 ロイター] - 米銀大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)(WFC.N)が12日、今年の純金利収入見通しを従来予想(2%増から2%減)から2─5%の減少に引き下げた。投資家に動揺が広がり、株価は3%値下がりした。
第1・四半期決算は利益が前年同期比16.4%増加、積極的なコスト削減が奏功した。
連邦準備理事会(FRB)は世界減速に伴う国内景気リスクを踏まえ、年内利上げに踏み切る公算は小さいと示唆しており、純金利収入圧迫への懸念が広がる。
第1・四半期の純金利収入は前年から1%、前四半期比で3%それぞれ減った。利回り曲線の平坦化を理由に挙げるが、同業のJPモルガン・チェース(JPM.N)では金利上昇が追い風となり、第1・四半期の純金利収入が増加している。
Wファーゴ決算は、普通株帰属の純利益が55億1000万ドル(1株当たり1.20ドル)で、前年同期の47億3000万ドル(同0.96ドル)を上回った。
リフィニティブのアナリスト予想によると、1株利益は1.09ドル。
非金利費用は7.5%減の139億ドル。通期目標である520億─530億ドルに向かっているとした。
コスト削減が利益を押し上げたものの総預金額は減少し、2年余り前に発覚した不正営業問題からの回復が難しいことを示している。
総収入は1.5%減の216億1000万ドル。住宅ローン融資などが引き続き課題となった。
融資額は9482億5000万ドルと微増。消費者向け融資が2%減少したが、企業向け融資の増加が補った。総預金額は2%減。
住宅ローン事業の利益は51.6%増の7億0800万ドル。契約未完了の申請は前年同期比で33%増加したという。
純金利マージン(利ざや)は前年同期の2.84%から2.91%に上昇。また、経費率は68.6%から64.4%に改善した。
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