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概要:黒田東彦日銀総裁は6日、国際金融協会の春季総会で「金融と情報通信技術の融合」をテーマに講演し、最近の情報通信技術の進化は「金融の可能性とリスクの両面を増幅する潜在的に大きな力を持っている」と語った。 具体的には、携帯電話の普及などによって、地域や年齢にかかわらず金融サービスにアクセスできる「金融包摂を推進する大きな潜在的可能性」があるとの認識を示す一方、バブルの生成と崩壊など「市場の失敗をより深刻化させてしまう恐れがある」との認識を示した。
[東京 6日 ロイター] - 黒田東彦日銀総裁は6日、国際金融協会の春季総会で「金融と情報通信技術の融合」をテーマに講演し、最近の情報通信技術の進化は「金融の可能性とリスクの両面を増幅する潜在的に大きな力を持っている」と語った。
具体的には、携帯電話の普及などによって、地域や年齢にかかわらず金融サービスにアクセスできる「金融包摂を推進する大きな潜在的可能性」があるとの認識を示す一方、バブルの生成と崩壊など「市場の失敗をより深刻化させてしまう恐れがある」との認識を示した。
1990年代後半の日本の金融システム不安や、リーマン・ショック後の世界的な金融危機は「金融規制・監督の最も重要な役割が、市場の失敗に対処し、金融危機を防ぐことである点を思い起こさせる」と指摘。
金融危機に対処するために2009年に始まったG20による金融規制改革が完了しつつある中で、グローバルな金融安定の実現に向け、「合意した改革を完全・適時・整合的に実施することに焦点を移さなくてはならない」と述べるとともに、「金融安定を損ないかねない市場の分断があるのであれば、その潜在的な原因を特定し対処することも重要」と語った。
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