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概要:不法移民の脅威を理由にメキシコ製品に課すとしていた制裁関税の発動を無期限で見送ると発表したトランプ米大統領が、米国産農産物をメキシコが「大規模」に購入することで合意したとツイートした。
不法移民の脅威を理由にメキシコ製品に課すとしていた制裁関税の発動を無期限で見送ると発表したトランプ米大統領が、米国産農産物をメキシコが「大規模」に購入することで合意したとツイートした。
だが発表された関税発動見送りの合意にはそうした農業貿易の取り決めは盛り込まれておらず、メキシコの当局者3人も付帯合意は一切承知していないと話している。
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トランプ大統領は「われわれの偉大な国を愛する農民から農産物を大規模にすぐに購入し始める」ことでメキシコが合意したとツイートした。
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ただ米国務省が7日遅く発表した「米国メキシコ共同宣言」には合意の一環として農産物貿易への言及はない。
国務省に報道室経由で問い合わせしたが返答はなかった。ホワイトハウスはトランプ大統領のツイートに関するコメントを控えるとともに、ツイート内容の裏付けを示すこともしなかった。メキシコ外務省の報道室はコメントを控えた。
米国とメキシコの協議を知る3人の当局者は、7日の合意につながったワシントンでの3日間の協議ではメキシコによる米国からの購入拡大は話し合われなかったと明らかにした。公に話す権限がないとして匿名を条件に語った。
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