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概要:米エヌビディアの5-7月(第2四半期)の売上高と利益はアナリストの予想を上回った。画像処理半導体(GPU)やデータセンター用部品の需要が回復する中で、受注低迷が和らぎつつあることを示唆した。発表を受け、エヌビディアの株価は時間外取引で一時約6%上昇した。
米エヌビディアの5-7月(第2四半期)の売上高と利益はアナリストの予想を上回った。画像処理半導体(GPU)やデータセンター用部品の需要が回復する中で、受注低迷が和らぎつつあることを示唆した。発表を受け、エヌビディアの株価は時間外取引で一時約6%上昇した。
15日の発表資料によると、売上高は25億8000万ドル(約2700億円)、一部費用を除いた利益は1株当たり1.24ドル。 アナリストの予想平均は、調整後1株利益1.14ドル、売上高25億4000万ドルだった。
売り上げは全ての事業分野で前期比で増加。成長の停滞をもたらしている課題に同社が対処していることを示している。ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、ゲーム用GPUや人工知能(AI)用プロセッサーの受注鈍化は、顧客が未使用部品の在庫整理を進める中での一時的なものだと指摘してきた。
5-7月期の売上高は17%減と3四半期連続の減収となり、8-10月(第3四半期)も約9%の減収を見込む。ただ、一部のアナリストは5-7月期について、より大きい減収を予想していた。減収幅は縮小しつつあり、エヌビディア顧客が新たな発注をし始めていることを示唆している。
8-10月期の売上高は約29億ドルのプラスマイナス2%との見通しを示した。ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均は29億8000万ドル。
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