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概要:午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の106円前半。この日は米長期金利の持ち直しや小幅な株高の支援もあり、ドルは106円を割り込まず下げ渋ったが、上値の伸びも限定的だった。市場の関心は来週末に米ワイオミング州のジャクソンホールで予定される米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演に向いている。 ドルは朝方の安値106.02円から正午にかけて106.27円まで小幅に上昇した。この日は、前日一時1.4750%付近と2年
[東京 16日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の106円前半。この日は米長期金利の持ち直しや小幅な株高の支援もあり、ドルは106円を割り込まず下げ渋ったが、上値の伸びも限定的だった。市場の関心は来週末に米ワイオミング州のジャクソンホールで予定される米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演に向いている。
ドルは朝方の安値106.02円から正午にかけて106.27円まで小幅に上昇した。この日は、前日一時1.4750%付近と2年ぶりの低水準まで落ち込んだ米長期金利が1.55%台に持ち直し、ドルの下値を支えた。
23日には年次経済シンポジウムでパウエル議長が講演する予定だが、市場は早くも「パウエル待ち」(証券会社)で、大幅利下げや連続利下げへの期待値が徐々に上がっている。
ユーロは117円後半。前日は118.95円から117.63円まで大幅に下落したが、きょうは落ち着いた値動きとなった。
ただ、「ドイツを中心にユーロ圏の経済指標の弱さは際立っている。9月にも金融緩和策がとられるとみられ、ユーロ/ドルやユーロ/円の底打ちはしばらくないだろう」(外銀)との意見が出ていた。
前日は、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁が、9月の理事会で一連の景気刺激策が発表されるとの見方を示したことで、イタリア10年債利回りは約3年ぶりの低水準を付け、ドイツ10年債利回りは過去最低を更新した。
「今後一段とグロバール経済が悪化すれば、トランプ米大統領の保護貿易主義や米国第一主義が原因との認識が世界で広がるだろう。それを見越し、トランプ氏はイランや北朝鮮の問題を意識的に取り上げているが、世界からシンパシーは得られないだろう」(FX会社)との意見が出ていた。
こうしたトランプ大統領への不信感は中長期的な米国株安、ドル安につながるとみられる(同)。
ロイターが7月1―24日に500人のエコノミストを対象に実施した調査によると、米中貿易摩擦の影響などから、世界経済は今後一段と減速する見通しだ。
調査対象の45か国・地域中、9割近くで今年と来年の成長見通しが3カ月前の調査に比べて下方修正あるいは横ばいとなった。今年の世界経済成長率の見通しは平均3.2%で2年前に調査が始まって以来最低となった。[nL4N24R0BJ]
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後3時現在 106.09/11 1.1102/06 117.80/84
午前9時現在 106.08/10 1.1108/12 117.87/91
NY午後5時 106.11/14 1.1106/08 117.85/89
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