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概要:オーストラリア連邦統計局が4日発表した第2・四半期の実質国内総生産(GDP)は前年比1.4%増と、約10年ぶりの低い伸びとなった。消費が軟調で、金融・財政政策による景気支援の必要性を浮き彫りにした。 前年比の伸び率は世界的な金融危機時に記録した低水準に並び、「基調」とされる2.75%を大幅に下回った。 野村のエコノミスト、アンドリュー・ティスハースト氏は「前年比の伸びはこれが底になると予想しているが、控えめな消費や住宅建設の減少
[シドニー 4日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局が4日発表した第2・四半期の実質国内総生産(GDP)は前年比1.4%増と、約10年ぶりの低い伸びとなった。消費が軟調で、金融・財政政策による景気支援の必要性を浮き彫りにした。
前年比の伸び率は世界的な金融危機時に記録した低水準に並び、「基調」とされる2.75%を大幅に下回った。
野村のエコノミスト、アンドリュー・ティスハースト氏は「前年比の伸びはこれが底になると予想しているが、控えめな消費や住宅建設の減少傾向、一段と困難な外部環境などの逆風は続く見通しで、豪中銀は依然として緩和の可能性があるだろう」と述べた。
中銀は政府に財政出動を求めているが、モリソン首相はGDP統計発表に先立ち、経済が「軟調」であることを認めながらも、景気てこ入れより財政黒字化のほうが重要だとの見方を示した。
第2・四半期のGDPは前期比では0.5%増となり、市場予想と一致。予想を下回るとの見方が出ていたことから、唯一の明るい材料となり、豪ドルAUD=D3は0.6778米ドルにやや上昇した。
<国内消費はけん引役にならず>
第2・四半期のプラス成長は大部分が政府支出と輸出の寄与によるもので、国内消費は賃金の伸び悩みに圧迫され、住宅建設は大きく落ち込んだ。
前年比のGDP伸び率への寄与度は公共支出が1.3%ポイント、純輸出が1.2%ポイント。一方、家計支出は0.8%ポイントにとどまり、住宅建設はマイナス0.5%ポイントとなった。
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