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概要:米アップルは新型「iPhone(アイフォーン)」を発表した。カメラ機能が向上し、バッテリーの駆動時間が延びた。今回はマイナーチェンジにとどめ、より全面的な改良は2020年となる見通しだ。
米アップルは新型「iPhone(アイフォーン)」を発表した。カメラ機能が向上し、バッテリーの駆動時間が延びた。今回はマイナーチェンジにとどめ、より全面的な改良は2020年となる見通しだ。
左からiPhone 11、11 Pro、11 Pro Max
廉価版の11では背面カメラが2つに増えてポートレートモードや広角撮影が改善。ズームも画質を落とさずにできるようになった。ProとPro Maxでは背面カメラは3つに増えた。撮影モードに「ナイトモード」が追加され、夜間や暗い場所での画像が改善した。前面カメラは解像度が12メガピクセルで4Kにも対応する。
カラーは11がグリーンとパープル、ブラック、ホワイト、レッドの5色。ProとPro Maxはスペースグレーとシルバー、ゴールドに、新たにグリーンが加わる。
カメラ性能の向上や防水性のアップ、顔認証によるロック解除技術の改善といった新たな特徴の多くは予想されていたが、Proモデルのバッテリー駆動時間延長や積極的な価格設定といった幾つかのサプライズもあった。
価格は11が699ドル(約7万5000円)からで、昨年発売のXR(749ドル)より50ドル安い。Proは999ドルから、Pro Maxは1099ドルからで、これら2機種は昨年のXS、XS MAXと同価格。
スマートフォン時代のパイオニアであるアップルは、かつて熱狂的に盛り上がったアイフォーン需要の維持にこのところ苦慮している。欧米や中国の消費者の大部分は既にスマートフォンを所有しており、画期的な新機能がなく高価であることや、安価な競合製品の存在を理由にアップグレードには一段と消極的になっている。調査会社IDCの予想によると、業界全体の出荷数は2019年に2.2%減と、3年連続の減少となる見込みで、アイフォーン出荷は今年15%落ち込む見通しだという。
Middle-Aged Market
Global shipments of new smartphones seen declining in 2019 for third straight year
Source: IDC (updated Sept. 9)
ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、ジョン・バトラー氏は、「アップルの現行モデルでの値下げは過去に見たことがない。スマートフォン市場の成熟をまさに物語るものだ」と指摘した。
アップルは現行モデルの「XR」を引き続き販売し、発売時の749ドルから最低599ドルに値下げ。「8」も残し、価格は449ドルに引き下げる。
米政権が中国からの輸入品に課す15%の追加関税が、12月15日以降、アイフォーンにも適用される。「アップル・ウオッチ」などの他の製品は既に追加関税の対象。アップルは追加関税のコストを消費者に転嫁しないもようだ。
新モデルは9月13日に先行予約を開始し、20日に発売する。このため新モデルの販売の一部はアップルの7-9月(第4四半期)決算に計上される。
アップルはこのほかに新型アップル・ウオッチと、動画やゲームのサブスクリプション(定額制)サービスの価格、廉価版「iPad(アイパッド)」も発表した。
iPhone 11 Pro Maxについて語るティム・クックCEO
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