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概要:ホンダ<7267.T>は7日、2020年3月期連結業績予想(国際会計基準)を上方修正した。営業利益は前年比0.5%増の7300億円となる見通し。従来は同5.0%減の6900億円だったが、販売管理費などの削減が想定以上だったため、減益から一転して増益を見込む。ただし、新型コロナウイルスによる肺炎拡大の影響は織り込んでいない。 修正後の営業利益予想は、リフィニティブが集計したアナリスト19人の予測平均値7021億円を上回っている。
[東京 7日 ロイター] - ホンダ(7267.T)は7日、2020年3月期連結業績予想(国際会計基準)を上方修正した。営業利益は前年比0.5%増の7300億円となる見通し。従来は同5.0%減の6900億円だったが、販売管理費などの削減が想定以上だったため、減益から一転して増益を見込む。ただし、新型コロナウイルスによる肺炎拡大の影響は織り込んでいない。
修正後の営業利益予想は、リフィニティブが集計したアナリスト19人の予測平均値7021億円を上回っている。
今期の売上高は従来の15兆0500億円から15兆1500億円に、純利益は5750億円から5950億円にそれぞれ上方修正した。
今期の前提為替レートは1ドル=108円(従来は107円)に見直した。
今期の世界四輪販売計画は498万台と従来予想から5000台上乗せした。欧州を5000台引き下げる一方、日本を1万台引き上げた。国内販売は前回想定に比べて「N―BOX」や「フリード」などが好調なため。
同時に発表した19年4―12月期連結決算(国際会計基準)によると、営業利益は6.5%減の6393億円だった。
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