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概要:米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は、自身が保有する同社株の売却を進めており、この1週間に170万株を34億5000万ドル(約3800億円)相当で手放した。
米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は、自身が保有する同社株の売却を進めており、この1週間に170万株を34億5000万ドル(約3800億円)相当で手放した。
それでもアマゾン株の上昇傾向は続き、売却が始まった前日に当たる1月30日の終値から2月6日までの上昇率は9.6%となった。株式放出は事前に取り決められた取引計画の一環。
アマゾンの広報担当はコメントを控えた。
ブルームバーグの試算によると、ベゾス氏(56)がこれまでに放出したアマゾン株は総額130億ドル余りに上り、その大半がここ4年間に行われている。
ベゾス氏は2017年に、自身が創設した宇宙ベンチャー企業ブルーオリジンに資金を供給するため、毎年約10億ドル相当のアマゾン株を売却すると表明。ブルーオリジンはそれ以降、事業を拡大してきており、年内に最初の有人試験飛行を行うことを示唆している。
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