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概要:3日の欧州株は下落。週間ベースでも値下がりした。米国で発表された雇用統計は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が経済に及ぼす打撃の深さをうかがわせた。
3日の欧州株は下落。週間ベースでも値下がりした。米国で発表された雇用統計は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が経済に及ぼす打撃の深さをうかがわせた。
主要株価指数のストックス欧州600は1%安。週間ベースでは0.6%下落した。この日は石油株が特に売られた。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は原油安を食い止めようと、来週に緊急会合を開く。
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欧州債市場ではイタリア債が下落。ユーロ圏国債の中ではギリシャ債が低調だった。ドイツ債は上げ幅を縮小した。
イタリア債は朝方に同国のサービス業購買担当者指数(PMI)が過去最低まで落ち込んだことを手掛かりに下げた。
ドイツ債はブルフラット化の動きを縮小した。英国債は上げ幅を縮小。イングランド銀行(英中央銀行)は来週も量的緩和の規模を現行で維持する。
ドイツ10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げてマイナス0.43%。フランス10年債利回りは2bp上昇して0.08%。イタリア10年債利回りは6bp上げて1.53%。
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