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概要:30日の米国株は反落。新型コロナウイルス感染拡大を受けた軟調な経済指標や一部の企業決算が嫌気された。ただS&P500種株価指数は今月13%上昇し、月間の上昇率としては1987年以来最大となった。
30日の米国株は反落。新型コロナウイルス感染拡大を受けた軟調な経済指標や一部の企業決算が嫌気された。ただS&P500種株価指数は今月13%上昇し、月間の上昇率としては1987年以来最大となった。
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S&P500種株価指数は7週ぶり高値から下落。朝方発表された米新規失業保険申請件数は、市場予想を上回った。一方、マイクロソフトやフェイスブック、テスラの好調な決算を受けてナスダック指数の下げは限定的となった。
S&P500種は0.9%安の2912.43。ダウ工業株30種平均は288.14ドル(1.2%)安の24345.72ドル。ナスダック総合指数は0.3%下落。米国債市場では、10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し0.64%
投資家は引き続き厳しい経済見通しに懸念を抱きつつ、新型コロナの治療法やロックダウン措置解除への期待も強めている。コモンウェルス・ファイナンシャル・ネットワークの投資管理責任者、ブライアン・プライス氏は「大手テクノロジー企業の決算が好調だったことは明るい材料だが、まだ困難は残っている」と指摘。「当面は行きつ戻りつの展開になるだろう」と述べた。
ニューヨーク外国為替市場ではユーロが対ドルで上昇し、2週ぶり高値。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、必要に応じて資産購入プログラムを拡大または延長する用意が「十分にある」と述べたが、この日は月末要因によるドル売りの動きが強かった。
ユーロは0.8%高の1ユーロ=1.0955ドル。ドルは対円では0.5%上げて1ドル=107円18銭。主要通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は約0.1%低下。
ニューヨーク原油先物相場は大幅続伸。世界的に生産量の削減が進む一方、需要が回復し始めている兆候が背景にある。メジャー(国際石油資本)のロイヤル・ダッチ・シェルは石油・ガス生産が大幅に減少する見通しを明らかにした。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は3.78ドル(25%)高の1バレル=18.84ドルで終了。値動きが荒く、一時は29%高となる場面もあった。ロンドンICEの北海ブレント6月限は2.73ドル高の25.27ドル。
ニューヨーク金先物相場は5営業日続落。ECBは危機対応策の強化を発表したが、「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)」の規模は拡大せず、一部トレーダーの失望を誘った。英国は新型コロナのピークを越えたとのジョンソン首相の発言も、金の逃避需要を後退させた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は1.1%安の1オンス=1694.20ドルで終了。ただ月間ベースでは昨年8月以来の大幅上昇を記録した。
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