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概要:米供給管理協会(ISM)が5日発表した4月の非製造業総合指数(NMI)は41.8と前月の52.5から低下し、2009年12月以来初めて景気拡大・縮小の節目となる50を割り込んだ。 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が招いたリセッション(景気後退)からの回復には時間がかかるとの見方を支える可能性がある。 先行指標である新規受注指数は32.9と、1997年以来の低水準となり、全体を圧迫した。前月は52.9だった。
[ワシントン 5日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が5日発表した4月の非製造業総合指数(NMI)は41.8と前月の52.5から低下し、2009年12月以来初めて景気拡大・縮小の節目となる50を割り込んだ。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が招いたリセッション(景気後退)からの回復には時間がかかるとの見方を支える可能性がある。
先行指標である新規受注指数は32.9と、1997年以来の低水準となり、全体を圧迫した。前月は52.9だった。
一方、サプライヤーからの納品にかかる時間を示す納品指数が78.3と、前月の62.1から上昇したことで、総合指数は市場予想の36.8ほどは落ち込まなった。
納品時間が長いことは通常、堅調な経済活動や需要を反映するが、今回は供給不足を反映している公算が大きい。
雇用指数は30.0と、前月の47.0から悪化し、97年以来の低水準となった。
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