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概要:18日の米株式市場は、S&P500種株価指数が小幅高。日中の大半は狭い範囲で上げ下げを繰り返す方向感のない展開となった。経済指標や新型コロナウイルス感染拡大を巡る状況が意識された。米国債は続伸。
The New York Stock Exchange (NYSE) is reflected in a window of Federal Hall in New York, U.S., on Wednesday, June 17, 2020. U.S. stocks fluctuated as the recent rally begins to show signs of losing momentum amid a worrying increase in coronavirus cases.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
18日の米株式市場は、S&P500種株価指数が小幅高。日中の大半は狭い範囲で上げ下げを繰り返す方向感のない展開となった。経済指標や新型コロナウイルス感染拡大を巡る状況が意識された。米国債は続伸。
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S&P500種のセクター別ではエネルギーや生活必需品、テクノロジーの上昇が目立った。相場は朝方、週間の新規失業保険申請件数がなお100万件超だったことに反応して軟調に推移した。新型コロナに関しては、フロリダ州で感染者数の伸びが過去1週間の平均を上回ったほか、テキサス州では入院者の数が7日連続で増加した。
S&P500種構成銘柄の売買高は過去30日間の平均を25%下回った。あす19日は、四半期ごとに株価指数と個別株の先物とオプション取引が期限を迎える「クアドルプル・ウィッチング」となる。
ニューヨーク・ライフ・インベストメンツのエコノミスト兼マルチアセット・ポートフォリオ・ストラテジスト、ローレン・グッドウィン氏は「極めて強力な相反する流れに市場が直面する中、ポジティブで高揚感に満ちた時期さえある一方で、失望の時もあるという環境は変わっていない」と指摘。「経済や政治、決算、健康などあらゆる状況が非常に不透明ということだ」と述べた。
S&P500種が前日比0.1%高の3115.34。ダウ工業株30種平均は39.51ドル(0.2%)安の26080.10ドル。ナスダック総合指数は0.3%上昇。米国債市場では、10年債利回りが3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.71%。
外国為替市場ではドルが1週間で最大の上げ。失業保険申請件数が13週連続で100万件超となったことを受け、景気回復はたやすくないとの見方が広がった。主要通貨では円が高い。新型コロナ感染再拡大に関する報道を受けて逃避需要が強まった。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.5%上昇。ドルは対円で0.1%未満下げて106円97銭。ユーロは対ドルで0.4%安の1ユーロ=1.1205ドル。
ニューヨーク原油先物相場は反発した。ロックダウンを緩和する都市が増える中、需要増の兆しが示されていることが手掛かり。石油商社のビトルとトラフィグラ・グループは、世界の石油需要は急速に回復しつつあるとの見方を示した。ただ、新型コロナ感染第2波への懸念と、記録的な高水準に達している米在庫が意識され、上値は限定的だった。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物7月限は88セント(2.3%)高の1バレル=38.84ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント8月限は80セント高の1バレル=41.51ドル。
ニューヨーク金先物相場は続落。米国での新型コロナ再流行とドル高という強弱材料を見極める展開だった。一時は約1週間ぶりの高値をつけたが、ドル指数が3日続伸したことが嫌気されて下げた。トレーダーの間では18、19日に出てくる米金融当局者発言を待つ向きもある。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.3%安の1オンス=1731.10ドル。
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