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概要:共有オフィスのウィーワークを運営する米ウィーカンパニーは13日、現金燃焼率(キャッシュバーンレート)を昨年末からほぼ半減の6億7100万ドルに削減するほか、出資を受けるソフトバンク<9984.T>から11億ドルの新たな資金支援コミットメントを獲得したと従業員に伝えた。 ウィーカンパニーは従業員宛ての電子メールで、第2・四半期決算について、新型コロナウイルスで事業が打撃を受けているものの、財務状態は引き続き強固だと説明した。<
[ニューヨーク 13日 ロイター] - 共有オフィスのウィーワークを運営する米ウィーカンパニーは13日、現金燃焼率(キャッシュバーンレート)を昨年末からほぼ半減の6億7100万ドルに削減するほか、出資を受けるソフトバンク(9984.T)から11億ドルの新たな資金支援コミットメントを獲得したと従業員に伝えた。
ウィーカンパニーは従業員宛ての電子メールで、第2・四半期決算について、新型コロナウイルスで事業が打撃を受けているものの、財務状態は引き続き強固だと説明した。
ロイターが確認した電子メールによると、ウィーワークのキンバリー・ロス最高財務責任者(CFO)は「より合理化され、キャッシュを意識した組織になるための取り組みにより、早期順応、新たな現実のかじ取り、将来の事業目標の達成に向けてわれわれはより良いポジションにつけている」とした。
同CFOによると、第2・四半期の売上高は前年同期比9%増の8億8200万ドル。第1・四半期は11億ドルだった。
また、ソフトバンクからの新たな資金を含め、41億ドルのキャッシュと未実行のキャッシュコミットメントがあるという。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、ウィーワークは7月、2021年にキャッシュフローがプラスになるとの見通しを示した。
第2・四半期末時点の会員数は61万2000人。そのうち48%は重要な「エンタープライズ(社員500人以上の企業)」顧客からの会員だ。
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