简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
◎米国市況:S&P500上昇、最高値更新はならず-ドル指数続落
17日の米株式市場では、S&P500種株価指数とナスダック総合指数が上昇。テクノロジー株の好調が相場をけん引した。米国債は上昇。
|
S&P500種は終値ベースの最高値を再び上回る場面もあったが、結局その水準を下回って引けた。中国人民銀行(中央銀行)が1年物資金7000億元(約10兆7000億円)を金融システムに供給したことが好感されたほか、アマゾン・ドット・コムやアルファベットなどハイテク株が買われてNYSE・FANGプラス指数が上昇した。テスラやエヌビディアなどが急伸し、ナスダック100指数はアウトパフォーム。一方、バークシャー・ハサウェイによる銀行株投資縮小を受け、銀行株は軟調。ボーイングも売られ、ダウ工業株30種平均を押し下げた。
S&P500種は前週末比0.3%高の3381.99。ナスダック総合は1%上昇。一方、ダウ平均は86.11ドル(0.3%)安の27844.91ドル。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.69%。
大規模な経済支援策や予想を上回る経済指標・企業決算で株高の流れは続いており、S&P500種は3月に付けた安値から50%余り上昇した。ゴールドマン・サックスのデービッド・コスティン氏は年末のS&P500種水準予想を3600と、これまでの3000から引き上げた。ヤルデニ・リサーチの創業者エド・ヤルデニ氏やRBCキャピタル・マーケッツのロリ・カルバシナ氏もここ数週間に同指数の予想を引き上げている。
キングスビューのポートフォリオマネジャー、ポール・ノルテ氏は、「金融緩和政策や低金利、経済指標の改善が株高をあおっている。業績や強固なバランスシートといった典型的な強材料はもはや重要ではなくなっている。投機的な熱狂が投資家を支配している」と、リポートで指摘した。
外国為替市場ではドルが下落。米経済指標がまちまちだったことや米株高が背景にある。円は取引が進むにつれ上げ幅を拡大。資源国通貨は原油相場に連動して値上がりした。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下と4営業日続落。8月6日以来の安値となった。ドルは対円で0.6%安の1ドル=106円ちょうど。ユーロは対ドルで0.2%高い1ユーロ=1.1870ドル。
ニューヨーク原油先物相場は大幅反発し、5カ月ぶり高値。景気が回復に向かうとの楽観で、エネルギー需要も追って高まるとの期待が浮上し、原油は株とともに上昇した。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は、前営業日比で88セント(2.1%)高い1バレル=42.89ドル。3月5日以来の高値で終了した。ロンドンICEの北海ブレント10月限は、57セント上昇し45.37ドル。
ニューヨーク金相場は大幅反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比で2.5%高い1オンス=1998.70ドルで終了した。金スポット価格も急伸。今年に入り30%以上、水準を切り上げている。
この日はバリック・ゴールドをはじめ、ニューモントやキンロス・ゴールド、ハーモニー・ゴールド・マイニングなど金鉱山株が急伸。著名資産家のウォーレン・バフェット氏がポートフォリオにバリックを加えたことが好感された。
原題:S&P 500 Gains, Fails to Eclipse Its All-Time High: Markets Wrap(抜粋)
Dollar Retreats to 10-Day Low; Yen, Aussie Advance: Inside G-10(抜粋)
{25}
Oil Rises to Five-Month High on Signals of Economic Recovery(抜粋)
{25}{26}
Gold Miners Jump With Berkshires Barrick Bet Fueling Demand (1)(抜粋)
{26}{27}
◎欧州市況:株が小幅高、旅行株下落も鉱業株に買い-イタリア債上昇
{27}
欧州株は小幅高。新型コロナウイルスの感染拡大への懸念や新たな制限措置が嫌気されて旅行株が下落したが、鉱業株の値上がりが寄与した。
ストックス欧州600指数は0.3%上昇。鉱業株のほかヘルスケア、テクノロジー株が買われた。旅行・レジャー株は14日からの下げが続いた。
スペインとイタリアはディスコなどのナイトクラブに休業を命じ、ギリシャはバーやレストランの営業時間を制限した。欧州ではパーティーなど人の集まる場所から感染が再び広がると懸念されている。
欧州債はイタリア債の上昇が目立った。薄商いの中で、他のユーロ圏国債を上回るパフォーマンスだった。
イタリア10年債利回りは低下し、ドイツ債とのイールドスプレッドは137.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、2月24日以来の小幅となった。
ドイツ債の利回り曲線はブルフラット化。英国債は中期債を中心に上昇した。
ドイツ10年債利回りは3bp下げてマイナス0.45%、フランス10年債利回りは3bp低下のマイナス0.16%、イタリア10年債利回りは5bp下げて0.94%。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。