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概要:米国の投資適格級社債の発行額が17日、過去最大の1兆3460億ドル(約142兆円) に達し、2017年通年の総額を8カ月足らずで上回った。米連邦準備制度理事会(FRB)の前例のない流動性支援策を受けて投資家の需要は根強いようだ。
米国の投資適格級社債の発行額が17日、過去最大の1兆3460億ドル(約142兆円) に達し、2017年通年の総額を8カ月足らずで上回った。米連邦準備制度理事会(FRB)の前例のない流動性支援策を受けて投資家の需要は根強いようだ。
FRBが無限に近いバランスシートを利用して社債を買い入れると3月に表明して以来、市場はほぼ全般的にてこ入れされ、経営難のクルーズ船会社や航空機メーカー、ホテル会社が必要な資金を調達。高格付け企業のアルファベットやビザ、シェブロンなどの企業もかつてないほどの低コストで起債した。
このような起債ブームはわずか5カ月前にはほとんど想像できなかった。新型コロナウイルス感染が米国で拡大し、米経済が停滞した状況で債券発行市場が冷え込んだからだ。しかし、その後のFRBの介入で需要は急回復し、それ以降、衰えは見えない。ブルームバーグ・バークレイズ米国総合社債指数は3月の4.5%強から8月上旬には過去最低の1.82%を付けた。
DWSインベストメント・マネジメントの債券責任者、グレゴリー・ステープルズ氏は17日、「3月の第3週と第4週に資金調達市場が完全に閉鎖された際に企業の財務担当者はものすごく震え上がった。流動性が極めて重要であり、市場は永遠に開いているとは限らないという認識があった」と指摘した。
Boost From the Fed
U.S. high-grade sales set annual record in less than eight months
Source: Bloomberg
Note: 2020 sales are YTD through Aug. 17; annual in all other years.
17日はインターコンチネンタル・エクスチェンジのほか、ハネウェル・インターナショナルやデューク・エナジーなどによる10件のディールが相次ぎ、発行額が過去最大を記録した。
2020年の終盤戦を迎え、起債ラッシュに鈍化の兆しはほとんどない。米企業は借り入れコストの低下を受けて2、3回あるいは4回も市場に引き寄せられており、その多くが今後数カ月や数年に満期を迎える社債の借り換えを行っている。
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