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概要:スペインのカイシャバンクとバンキアは、合併を模索している。スペインは新型コロナウイルスの感染拡大により欧州で最も深刻な打撃を受けた国の一つだが、同国銀行業界の再編が始まる可能性がある。
スペインのカイシャバンクとバンキアは、合併を模索している。スペインは新型コロナウイルスの感染拡大により欧州で最も深刻な打撃を受けた国の一つだが、同国銀行業界の再編が始まる可能性がある。
カイシャバンクは発表文で、両行が株式交換による合併を検討していると明らかにした。統合後の新銀行の価値を140億ユーロ(約1兆7600億円)と評価する取引になるという。
バンキアは別途、協議は「予備的」だと説明し、合併を検討するための提案を取締役会に提出したと明らかにした。この発表で両行の株価は上昇し、バンキア株は7年ぶりの上げ幅に達した。
Dominant Partner
Caixabank enters merger talks with Bankia with a far larger market value
Source: Bloomberg
Note: Data reflect market capitalization on Sept. 3 share prices
合併する場合、バルセロナを拠点とするカイシャバンクが、規模がその3分の1でしかないバンキアを買収する形となる公算が大きい。成立すれば国内のライバルであるサンタンデール銀行とビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)を抜く規模になる。シティグループによると、2行の合併で誕生する新銀行のスペイン国内の市場シェアは資産で23%、融資で26%、預金で24%を占め、それぞれ国内最大手に躍り出る。
スペイン政府は2012年、国内金融システムの崩壊を防ぐためバンキアに公的資金を注入。現在は同行株の61.8%を保有し、今後の対処について検討していた。
スペイン経済省は発表文で、同国の銀行救済基金は政府資金の回収額を最大化するという見地から、買収提案を「客観的に」分析するとの立場を表明した。
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