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概要:3日の米株式相場は大幅安。S&P500種株価指数は約3カ月で最大の下げとなった。好調に推移していたテクノロジー株をローテーションで手放す動きが強まった。高騰したバリュエーションの持続性を疑問視する見方が背景にある。
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3日の米株式相場は大幅安。S&P500種株価指数は約3カ月で最大の下げとなった。好調に推移していたテクノロジー株をローテーションで手放す動きが強まった。高騰したバリュエーションの持続性を疑問視する見方が背景にある。
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S&P500種は過去最高値から下落し、終値で約3.5%の下げとなった。これは6月初め以来最大の下げ。アップルやマイクロソフト、アマゾン、フェイスブックが安い。テクノロジー銘柄の比重が大きいナスダック100指数は5%安と、3月以来の大幅安。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が続く中、投資家の間では高騰したバリュエーションの正当性が疑問視されている。S&P500種は3月に付けた安値から60%の上昇となっていただけに、投資家が一段と強気になるには本格的な景気回復の証拠を目にする必要がありそうだ。
エセックス・インベストメント・マネジメントのナンシー・プリアル共同最高経営責任者は「これが小休止で再び勢いを回復するのか、それとも大型テクノロジー株のより深刻な低迷の始まりなのかを判断するのは時期尚早だ。きょう下げた銘柄の大半は、大きな成長機会を備えた素晴らしい企業だ。ただ株式は非常にバリュエーションが高くなっている」と述べた。
S&P500種は3.5%安の3455.06。ダウ工業株30種平均は807.77ドル(2.8%)下げて28292.73ドル。ナスダック総合指数は5%下落。米国債市場では、10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し0.64%。
外国為替市場ではドルが上昇。米国株が6月以来の大幅安となり、逃避需要から買われた。ユーロは一時の下げを埋めた。
主要通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%上昇。日中は一時0.4%上げた。主要通貨で上げが目立ったのはスイス・フランと円。一方、原油と米国株の下落を受けて資源国通貨は軟調だった。
ユーロは対ドルでほぼ変わらずの1ユーロ=1.1852ドル。一時は0.6%安の1.1789ドルを付けた。ドルは対円で横ばいの1ドル=106円18銭。一時は0.4%高となったが、上げを失った。
ニューヨーク原油先物相場は続落。イラクはOPECプラスに追加減産の2カ月延長を要請する可能性があることを明らかにした。ドル上昇や需要の落ち込みも弱気センチメントを高めた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は14セント(0.3%)安の1バレル=41.37ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント11月限は36セント安の44.07ドル。
ニューヨーク金先物相場は続落。この日は米経済指標が強弱まちまちとなり、ドルは上昇した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.4%安の1オンス=1937.80ドルで終了。ABNアムロのストラテジスト、ジョルジェット・ブーレ氏は「金価格は今のところ頭打ちに見える」と述べた。
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