简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
◎米国市況:株急反落、追加財政支援の必要性を金融当局者が強調
{3}
23日の米株式相場は大幅反落。新型コロナウイルス禍からの景気回復には追加の財政支援が必要だと複数の米金融当局者が警告し、売りが膨らんだ。米国債は小動き。
{3}
|
S&P500種株価指数は8週間ぶりの安値。多くの投資家が調整局面入りとみなす水準近くで終えた。ナスダック100指数はアップルやアマゾン・ドット・コムの下げが響いて3%を超える下落となった。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は下院特別小委員会の公聴会で、景気回復には時間がかかり、追加の財政支援が必要になる公算が大きいとの見解を繰り返した。追加支援の必要性はクラリダFRB副議長ほか複数の当局者が口々に強調した。
S&P500種は前日比2.4%安の3236.92。ダウ工業株30種平均は525.05ドル(1.9%)安の26763.13ドル。ナスダック総合指数は3%低下。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りはほぼ変わらずの0.67%。
米議会ではギンズバーグ連邦最高裁判事の死去を受けた後任指名が焦点となり、追加経済対策に向けた超党派の取り組みは風前のともしびとなった。投資家は新型コロナ感染の再拡大も警戒している。
ニューヨーク・ライフ・インベストメンツのエコノミスト兼マルチアセット・ポートフォリオ・ストラテジスト、ローレン・グッドウィン氏は、「米国で財政面の勢いが後退し始める中、緩やかながらも着実な景気回復への期待が一部危うくなっている」と語った。
{18}
外国為替市場ではドルが続伸。主要10通貨に対するドル・ショートの巻き戻しが続いた一方、新興国通貨は引き続き下落圧力に押された。米金融当局者発言を受けた景気先行き懸念で株が大きく下げたのが背景。
{18}
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.7%上昇。ドルは対円で0.4%高の1ドル=105円39銭。ユーロは対ドルで0.4%安の1ユーロ=1.1660ドル。
ニューヨーク原油先物相場は続伸。留出油の在庫が3月以来の大幅減少となり、買いが入った。ただ、パウエルFRB議長が景気回復の道のりは長いとの見方をあらためて示し、株価も下げたことから売りも見られ、もみ合う場面が目立った。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は、前日比13セント(0.3%)高い1バレル=39.93ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント11月限は5セント上昇の41.77ドル。
ニューヨーク金先物相場は3日続落。ドルの回復で売りが続いた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比39.20ドル(2.1%)安い1オンス=1868.40ドル。中心限月としては、7月20日以来の安値で終えた。
原題:Stocks Tumble as Fed Stresses Need for Stimulus: Markets Wrap(抜粋)
Dollar Gains Versus Risky Pairs; Fed Officials Warn: Inside G-10(抜粋)
Oil Wavers With Equities Selloff Offsetting U.S. Supply Decline(抜粋)
METALS: Gold Touches Six-Week Low, Copper Slips on Dollar Gains(抜粋)
◎欧州市況:株続伸、統計手掛かり-イタリア30年債利回りは過去最低
23日の欧州株は続伸。製造業統計が良好だったほか、週初の大幅な下げでバリュエーションが下がっていたことが買いを促した。英国株はポンド安を手掛かりに上昇した。
ストックス欧州600指数は0.6%高。9月のユーロ圏購買担当者指数(PMI)はサービス業が弱かったものの、製造業は市場予想を上回った。輸出企業が大きな比重を占める英FTSE100指数は1.2%上昇。英国では新型コロナウイルスの感染再拡大でロックダウン(都市封鎖)が再導入されるとの懸念から、ポンドが下げ幅を拡大した。
この日は旅行・娯楽株が特に買われた。ドイツのルフトハンザ航空は1.6%高。同社の広報担当者は、搭乗前の乗客の利用を想定し、すぐに結果が分かる新型コロナ検査キットを数週間以内に購入することを検討していると述べた。全面的な移動制限措置から同社が除外される可能性がある。
欧州債はイタリア債が上げ幅を縮小。30年債利回りは過去最低を付けた。ドイツ債は変わらず。英国債は下落した。
イタリア債の利回り曲線はブルフラット化。地方選挙でのコンテ首相の勝利を材料に同国債は3日続伸。30年債利回りは1.75%に低下した。
ドイツ債はほぼ変わらず。朝方の上げを失った。英国債の利回り曲線はベアスティープ化した。
ドイツ10年債利回りはマイナス0.50%で変わらず。フランス10年債利回りもマイナス0.24%と変わらずだった。イタリア10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて0.85%。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。