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概要:9月の米消費者物価指数(CPI)では、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が4カ月ぶりの低い伸びとなった。景気が回復する中でもインフレ加速のリスクがほとんどないことが示唆された。
9月の米消費者物価指数(CPI)では、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が4カ月ぶりの低い伸びとなった。景気が回復する中でもインフレ加速のリスクがほとんどないことが示唆された。
キーポイント
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Cooling Price Pressure
U.S. core inflation climbed 0.2% in September, matching estimates
Source: Bureau of Labor Statistics
9月は中古車価格が大きく上昇したものの、全体では伸びが減速した。新型コロナウイルス感染拡大で企業の混乱や失業が続く中、経済分野の一部で需要が低迷していることが背景。ただそれでも、パンデミック(世界的大流行)に伴う景気減速が最も深刻だった時期からは消費は回復しており、価格も緩やかに上昇している。
BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、ジェニファー・リー氏はリポートで「この特異と言えるような時期にインフレは大きくは抑制されなかったが、6カ月がたち価格上昇ペースは緩やかになり始めた」と指摘。「供給面での問題や投入コストの上昇で価格上昇圧力は強まっているが、高止まりしている失業の影響でさらに顕著な値上がりは抑えられるだろう」と記した。
9月は中古車が前月比6.7%上昇と、統計でさかのぼれる1969年以来最大の伸び。住居費は前月に続き0.1%上昇だった。住居費は前年同月比では2%上昇と、2012年2月以来の小幅な伸びにとどまった。
衣料品、自動車保険、航空運賃は前月から値下がり。航空運賃の低下は、新型コロナ危機で旅行業界が大きく打撃を受けたことが背景にある。
食料品店は0.4%低下、一方で外食は2008年7月以来最大の伸びとなった。
統計の詳細は表をご覧ください。
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