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概要:欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
◎米国市況:株反落、ハイテクに売り-10年債利回り一時1.6%台
25日の米株式相場は大幅反落。テクノロジー株を中心に売りが膨らんだ。世界的に債券売りが強まり、米10年債利回りは1年ぶり高水準となった。
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ハイテク株中心のナスダック100指数は3.6%安と、昨年10月以来の大幅安。新型コロナウイルス流行局面での勝ち組銘柄から、ロックダウン終了で恩恵を受ける銘柄へのローテーションが進んだ。S&P500種株価指数の騰落比率は約1対10。
キャシー・ウッド氏率いるアーク・インベストメント・マネジメントの旗艦上場投資信託(ETF)「アーク・イノベーションETF」は下げが続き、週間ベースで15%安。一方、個人投資家に人気の銘柄が再び急伸し、ゲームストップは19%高で終了。一時は2倍に上昇する場面もあった。
S&P500種は前日比2.5%安の3829.34。ダウ工業株30種平均は559.85ドル(1.8%)安い31402.01ドル。ナスダック総合指数は3.5%下落。
米国債相場は、ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りが15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.52%。一時は23bp上昇の1.6%と、昨年2月以来の高水準を付けた。こうした利回り上昇を受けて、住宅ローン担保証券(MBS)市場の投資家が米国債の売りを余儀なくされ、利回り上昇に拍車がかかった。
シュワブ・センター・フォー・ファイナンシャル・リサーチのトレーディング・デリバティブ担当バイスプレジデント、ランディ・フレデリック氏は「すべては金利が起点だ」と指摘。テクノロジー株は「これまで相対的にパフォーマンスが良かった。上げ相場を主導したように、下落を先導する可能性も高い」と述べた。
外国為替市場ではドルが上昇。米10年債利回りの急上昇を背景にドル買いが活発になり、ドル指数はほぼ1カ月ぶりの大幅高となった。リスク選好の動きが後退する中、資源国通貨は軟調だった。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.6%上昇。ドルは対円で0.3%高い1ドル=106円21銭。ユーロは対ドルで0.1%高の1.2175ドル。
ニューヨーク原油先物相場は続伸。世界の原油在庫が急速に減少するとの見方が広がり、ここ1年余りで最も高い水準となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は31セント(0.5%)高の1バレル=63.53ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント4月限は16セント安の66.88ドル。
インフラ・キャップのジェイ・ハットフィールド最高経営責任者(CEO)は「夏までには、レジャー旅行に出られずにいた旅行者がワクチン接種を済ませ」、需要回復をけん引する見通しだと指摘。米国の原油生産は引き続き抑制される公算が大きく、「供給は過去のようには反応しないだろう」と語った。
金スポット相場は続落し、ニューヨーク時間午後2時56分現在では前日比1.6%安。米国債利回りの上昇が続き、利子を生まない金の投資妙味が後退している。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は1.3%安の1オンス=1775.40ドルで終了。
原題:Tech Leads U.S. Stock Rout as Bond Yields Soar: Markets Wrap(抜粋)
Dollar Surges By Most in Month as U.S. Yields Soar: Inside G-10(抜粋)
Oil Hits Highest in More Than a Year With Global Supply Draining(抜粋)
Gold Extends Decline With Rising Yields Curbing Metals Appeal(抜粋)
◎欧州市況:債券下落、フランス債利回りプラス圏に-株も安い
25日の欧州株は下落。前日終値を挟んで上下にもみ合った。ディフェンシブ銘柄や成長セクターの銘柄が売られた。
ストックス欧州600指数は0.4%安。一時は0.5%高となった場面もあった。エネルギーや銀行、保険株は0.6%以上の値上がり。一方で化学やヘルスケア関連銘柄は下落した。
ブルックス・マクドナルド・アセット・マネジメントのエドワード・パーク最高投資責任者(CIO)は「今年に入りこれまでのところ、相場のけん引役で成長銘柄とシクリカル銘柄の綱引きが続いている」と述べ、「2021年の初めにはシクリカル株が注目されていた。その流行が終わったと思ったら再び戻ってきた。シクリカル銘柄の運命は新型コロナウイルスワクチンの接種状況に容赦なく左右されている」と続けた。
欧州債はユーロ圏国債、英国債が3日続落した。欧州中央銀行(ECB)チーフエコノミストのレーン理事による口先介入にもかかわらず売りが続いた。短期金融市場では利下げ見通しが大幅に後退している。
ドイツ10年債利回りは11月9日以来の大幅な伸びとなり、昨年3月以来の高水準をつけた。
イタリア10年債も急伸し、10月2日以来の高い水準となった。同国5年債入札では投資家の需要を示す応札倍率が昨年6月以来の低水準だった。
フランス10年債利回りは昨年6月12日以来となるプラス圏に達した。
英国債の利回り曲線はベアフラット化。短期金融市場ではイングランド銀(英中銀)の利下げはもはや織り込まれておらず、引き締めが視野に入っている。2年債利回りは昨年3月13日以来で最大の上昇となった。
主要国債の利回り |
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ドイツ10年債利回りは8bp上昇のマイナス0.22% |
イタリア10年債利回りは12bp上昇の0.80% |
フランス10年債利回りは8bp上昇の0.03% |
英10年債利回りは6bp上昇の0.80% |
ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)
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