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概要:2月の米中古住宅販売成約指数は前月比で昨年4月以来の大幅低下となった。物件価格の上昇と在庫不足が販売の成約を妨げた。
2月の米中古住宅販売成約指数は前月比で昨年4月以来の大幅低下となった。物件価格の上昇と在庫不足が販売の成約を妨げた。
キーポイント |
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2月は4地域全てで指数が低下。新型コロナウイルス感染症の大流行に伴う住宅ブームに、価格急騰と在庫不足がブレーキをかけつつあることを示した。厳しい寒波や悪天候も購入を抑制した。
住宅ローン30年物固定金利(平均)は上昇しており、向こう数カ月に住宅需要への影響が出る可能性がある。
統計の発表元である全米不動産業者協会(NAR)のチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「住宅購入需要の裾野は広く、一つの物件に複数の購入オファーが来ることも多い。売り出しから販売成約までの日数は短い。ただ、記録的な在庫水準の低さのため、順調に成約に至らない状況だ」と発表資料で指摘した。
悪天候で事業活動が妨げられた南部が13%低下と、どの地域よりも大きく落ち込んだ。中西部は9.5%、北東部は9.2%、西部は7.4%それぞれ低下した。
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