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概要:バイデン米大統領は6日、就任以来まだパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長と話をしていないことを明らかにした。中央銀行としての連邦準備制度の独立性を尊重し、トランプ前大統領とのアプローチの違いを鮮明にしている。
バイデン米大統領は6日、就任以来まだパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長と話をしていないことを明らかにした。中央銀行としての連邦準備制度の独立性を尊重し、トランプ前大統領とのアプローチの違いを鮮明にしている。
バイデン大統領は記者団の質問に対し、「連邦準備制度は独立して運営されており、私は政権発足初期の段階で、前政権で行われたようなことはしないつもりであることを極めて明白にしておきたい」と強調。「彼らに話をしないことについては非常に注意深く臨んでいる」とする一方、イエレン財務長官とは話をしていると語った。
バイデン大統領(4月6日)
Photographer: Oliver Contreras/Sipa/Bloomberg
トランプ氏はツイッター投稿を通じてパウエル議長や連邦準備制度にたびたび圧力をかけ、2018年12月にはパウエル氏の議長解任の可能性を検討したこともあった。こうした姿勢は米金融政策運営に介入するものだとして世界中から批判を浴びた。
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