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概要:ゲイブ・プロトキン氏率いるヘッジファンド、メルビン・キャピタル・マネジメントの1-3月(第1四半期)の運用成績はマイナス49%と低迷した。
ゲイブ・プロトキン氏率いるヘッジファンド、メルビン・キャピタル・マネジメントの1-3月(第1四半期)の運用成績はマイナス49%と低迷した。
事情に詳しい関係者によると、メルビンの3月の運用成績はマイナス7%と、2月のプラス22%から落ち込んだ。1月はマイナス53%だった。
オンライン掲示板「レディット」に集まる個人投資家の買いでビデオゲーム販売の米ゲームストップなどの株価が大幅に上昇し、同銘柄の値下がりを見込んだポジションを取っていたメルビンなどのファンドは大きな打撃を被った。メルビンはその後、ヘッジファンド運営会社シタデルとポイント72アセット・マネジメントなどから27億5000万ドル(約3000億円)の資金支援を受けた。
メルビンの広報担当者はコメントを控えた。
ヘッジファンドのメルビン、2月運用成績プラス22%に回復-関係者
ヘッジファンド業界は先月、株式市場の高いボラティリティーの中で全般的に運用に苦戦した。ヘッジファンド・リサーチによると、先月の運用成績は平均でほぼ横ばい、1-3月はプラス2.2%だった。
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