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概要:米疾病対策センター(CDC)の予防接種諮問委員会(ACIP)は14日に緊急会合を開き、まれに深刻な血栓が生じると報告された米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンについて協議したが、採決を行わずに終了した。追加データが得られるまで接種中断を事実上延長する決定となった。
米疾病対策センター(CDC)の予防接種諮問委員会(ACIP)は14日に緊急会合を開き、まれに深刻な血栓が生じると報告された米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンについて協議したが、採決を行わずに終了した。追加データが得られるまで接種中断を事実上延長する決定となった。
ACIPの委員は血栓に関する報告にどのように対応すべきか勧告を行うには情報が不十分だと指摘。J&J製ワクチンについて協議する次の会合をいつ開くか具体的な日程は公表しなかった。
同ワクチンを接種した18歳から48歳の女性6人が、血小板の減少を伴う深刻な脳血栓を発症したとの報告を受け、CDCと米食品医薬品局(FDA)は13日、接種の中断を勧告。CDCから独立した立場にあるACIP委員は、欧州で報告された英アストラゼネカ製ワクチンの同様の副反応に関するデータも会合で検討した。
J&J製ワクチン、米保健当局が接種中断を勧告-血栓の報告で
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