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概要:米プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社アポロ・グローバル・マネジメントの共同創業者ジョシュ・ハリス氏が、約30年にわたるディールメーカーとしての役割から退くことが分かった。
米プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社アポロ・グローバル・マネジメントの共同創業者ジョシュ・ハリス氏が、約30年にわたるディールメーカーとしての役割から退くことが分かった。
ハリス氏は長年、先に最高経営責任者(CEO)を退任したレオン・ブラック氏の後継候補を自認し、同社の代表として会議やメディアに頻繁に登場していた。
資産家レオン・ブラック氏、アポロCEO兼会長職退任-予定より早く
しかし同社は今年に入り、新CEOに同氏ではなくマーク・ローワン氏を選んだ。それ以降、ハリス氏は日々の業務から遠ざかり、ディールへの関与も減っているとブルームバーグ・ニュースは先月報じていた。
20日の同社発表文によると、ハリス氏の退任は、来年初頭に予定されるアポロによるアテネ・ホールディング買収完了と同時期となる。引き続きアポロの取締役は務めるという。
ハリス氏(56)は「キャリアの次の章を始める時が来た。会社の外で作り上げたプラットフォームにフルタイムで集中する」と発表文で表明。同氏の社外での活動には、米プロバスケットボールNBAのフィラデルフィア・セブンティシクサーズへの投資や、推定66億ドル(約7200億円)に上る自身の資産を管理するファミリーオフィスなどがある。
アポロの共同創業者ジョシュ・ハリス氏
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