暗号通貨ニュース　11月5日昼刊

米SECのGary Gensler議長が暗号会社に対する強制措置を示唆

米SECのGary Gensler（ゲーリー·ゲンスラー）会長は、米国時間11月4日に開催された証券法律執行フォーラムで、分散型金融商品や暗号商品などが、証券の定義の実態が変わったことを否定した。

多くの暗号通貨をベースした商品は、新しい分類法ではなく、事実と文脈に基づいて評価される必要がある上で、既存の証券の定義に該当する。一方、暗号通貨業界では具体的な指針をSECに求めている、例えば、どのトークンが証券の類別を属するか、どのトークンが証券ではないかなど。

フォーラムで、リップル社の件など、多くの人がSECに訴えている件についてゲンスラー氏は、「市場の中には『強制的な規制』と呼ぶ人もいるかもしれないが。私はそれを「エンフォースメント（強制実行）」と呼んでいる。

バンク·オブ·アメリカCOO：FRBのCBDC発行は「必然」

バンク·オブ·アメリカの最高執行責任者であるTom Montag（トム·モンタグ）氏は、日本時間11月4日に開催されたChainalysis主催のカンファレンスで、暗号通貨、ステーブルコイン、中央銀行デジタル通貨（CBDC）についての考えを述べました。

ここでは、モンタグ氏の見解をいくつかを紹介。

現在の暗号通貨について：「デリバティブ商品の初期の頃を思い出した」；

ステーブルコインについて：「私も人並みに混乱中。ステーブルコインの裏には本当にドルがあるのか、と不安になるでしょう」。

FRBがCBDCを発行することについて：「それは避けられないことだが、それほど大きな影響はないだろう」。

銀行が暗号通貨と競合するという考えについて：「私は全く競合しないと思っています。 それは、人々が様々な理由で好む資産の一種類だと思います」。

ビットコインについて：「世界的な価値の貯蔵庫となる可能性を感じ始めています。 私たちは安定した法定通貨を持つことに慣れているので、ビットコインがいかに重要であるかを理解するのは簡単ではない」。

ニューヨーク市長：最初の3ヶ月の給料はビットコインで支払う

ニューヨーク市長選で当選したEric Adams（エリック·アダムス）氏は、就任後の最初の3回の給料はビットコインで支払うこと、とツイートした。

これは、アダムス氏がマイアミ市長のフランシス·スアレス氏が「給料はすべてビットコインで支払う」のツイートへの返信としてツイートされた。 ブルームバーグが以前に報じたように、エリック·アダムス氏は、ニューヨークを「暗号通貨に優しい都市」を目標として、マイアミ市長のフランシス·スアレス氏と暗号通貨に関してで競争したいと語っている。