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概要:モスクワの裁判所は29日、ロシア当局が違法と判断したコンテンツを削除しなかったとして、米アルファベット傘下のグーグルに300万ルーブル(約4万0400ドル)の罰金を科した。
ロイター編集
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モスクワの裁判所は29日、ロシア当局が違法と判断したコンテンツを削除しなかったとして、米アルファベット傘下のグーグルに300万ルーブル(約4万0400ドル)の罰金を科した。写真は11月17日、ニューヨーク市で撮影(2021年 ロイター/Andrew Kelly)
[モスクワ 29日 ロイター] - モスクワの裁判所は29日、ロシア当局が違法と判断したコンテンツを削除しなかったとして、米アルファベット傘下のグーグルに300万ルーブル(約4万0400ドル)の罰金を科した。
ロシアとグーグルはこの問題で対立が続いており、10月にはロシア当局が、検索エンジンやユーチューブからの禁止コンテンツ削除命令に繰り返し違反しているとして、年間売上高の1%を罰金として徴収する可能性を示唆、外国のハイテク企業向けとしてはこれまでで最も厳しい姿勢を示した。
グーグルからコメントは得られていない。同社は先月、3200万ルーブル余りの罰金を支払ったと明らかにしていた。
ロシアは今年、米ハイテク企業に少額の罰金を科している。また3月以来、ロシア通信・情報技術・マスコミ監督庁(ロスコムナゾール)は、米ツイッターに速度制限措置を講じており、ロイターに対し、全ての違法コンテンツが削除されるまで携帯端末に対する規制を解除しないと説明した。
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