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概要:米国時間の原油先物は上昇。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の増産幅維持の決定が市場を驚かせ、値幅が5ドルに及ぶ荒い値動きを見せたが、清算値は1%程度の上昇に落ち着いた。
米国時間の原油先物は上昇。2020年3月撮影(2021年 ロイター/Essam Al-Sudani)
[2日 ロイター] - 米国時間の原油先物は上昇。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の増産幅維持の決定が市場を驚かせ、値幅が5ドルに及ぶ荒い値動きを見せたが、清算値は1%程度の上昇に落ち着いた。
清算値は、北海ブレント原油先物が0.80ドル(1.2%)高の1バレル=69.67ドル。一時65.72ドルに下落する場面があった。
米WTI原油先物は0.93ドル(1.4%)高の66.50ドル。安値は62.43ドルだった。
OPECプラスは2日に開催した閣僚級会合で、協調減産幅を毎月日量40万バレルずつ縮小するという現行の計画を来年1月も維持することで合意した。
これを受けて原油は大きく売り込まれた。
会合前には関係者がOPECプラスは市場の不確実性を理由に来年1月の増産停止や増産幅の縮小などを検討していると述べていた。
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