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概要:[16日 ロイター] - 米国株式市場はナスダック総合が大幅安で引けた。テーパリング(量的緩和の縮小)を加速するとした前日15日の米連邦準備理事会(FRB)の発表が、投資家の資金を大型ハイテク株から景
[16日 ロイター] - 米国株式市場はナスダック総合が大幅安で引けた。テーパリング(量的緩和の縮小)を加速するとした前日15日の米連邦準備理事会(FRB)の発表が、投資家の資金を大型ハイテク株から景気敏感株にシフトさせた。
エヌビディア、アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、テスラが2.6─6.8%安と軒並み下落し、ナスダックとS&P総合500種を圧迫した。ダウ工業株30種も小幅に下落した。
これらの大型グロース(成長)株の大方は今年の市場全般をアウトパフォームしており、エヌビディアは年初来100%超上昇している。
FRBは14─15日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、テーパリングを加速することを決め、来年3月に資産購入が終了すると見込んだ。また、2022年中に計3回の0.25%ポイント利上げを行う見通しを示した。
これを受け、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に関連したインフレ高進への懸念は後退したが、この日はグロース株の売りにつながった。
景気回復の恩恵を受けるとみられる銘柄を含むS&P500バリュー指数は0.7%上昇。一方、グロース指数は2.1%下落し、金利上昇局面に高成長株がアンダーパフォームする傾向にあるという投資家の見方を反映した。
ブライト・トレーディングのトレーダー、デニス・ディック氏は「成長株から資金が流出するのは当然のことだ。金利が上昇する環境下では成長株の魅力は薄れる」と指摘。「22年に向けて多くの不確定要素がある。FRBがタカ派姿勢を強め、パンチボウルを持ち去るだろう」と話した。
S&P主要セクターでは情報技術が2.9%下落。金融は1.2%高となった。11セクター中8セクターが上昇した。
米卸売物価指数(PPI)や消費者物価指数(CPI)の大幅な上昇に加え、新型コロナ変異株オミクロン株の感染が急速に拡大していることが市場の懸念をあおっている。ただ、S&Pは今年約25%上昇し、過去最高値に近い水準で取引されている。
16日に発表された新規失業保険週間申請件数は前週比1万8000件増の20万6000件となった。増加は小幅で、労働市場はなお逼迫している。
11月の鉱工業生産指数は、製造業生産指数が前月比0.7%上昇の100.6と、2019年1月以来の高水準を付けた。
住宅建設大手レナーは4.1%安。パンデミックに起因するサプライチェーン問題で木材コストが上昇し、住宅引き渡しに遅れが生じる中、四半期利益が予想を下回った。
ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.03対1の比率で上回った。ナスダックでも1.93対1で値下がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は116億株で、直近20営業日の平均と一致した。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 35897.64 -29.79 -0.08 36036.28 36189.83 35778.21
前営業日終値 35927.43
ナスダック総合 15180.44 -385.15 -2.47 15629.08 15633.19 15119.49
前営業日終値 15565.58
S&P総合500種 4668.67 -41.18 -0.87 4719.13 4731.99 4651.89
前営業日終値 4709.85
ダウ輸送株20種 16001.33 -102.67 -0.64
ダウ公共株15種 962.87 +5.61 +0.59
フィラデルフィア半導体 3766.32 -168.14 -4.27
VIX指数 20.57 +1.28 +6.64
S&P一般消費財 1552.64 -35.41 -2.23
S&P素材 555.81 +5.73 +1.04
S&P工業 878.92 +0.45 +0.05
S&P主要消費財 793.61 +4.35 +0.55
S&P金融 654.23 +7.81 +1.21
S&P不動産 312.59 +1.26 +0.41
S&Pエネルギー 418.06 +2.73 +0.66
S&Pヘルスケア 1614.64 +9.28 +0.58
S&P通信サービス 264.73 -1.54 -0.58
S&P情報技術 2963.95 -87.38 -2.86
S&P公益事業 358.96 +1.75 +0.49
NYSE出来高 12.13億株
シカゴ日経先物3月限 ドル建て 28810 - 190 大阪比
シカゴ日経先物3月限 円建て 28745 - 255 大阪比
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