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概要:日経平均は169円安(9時10分現在)。 今日の東京株式市場は売りが先行した。 昨日の米株式相場が下げたことが東京市場の重しとなり、特に、ナスダック総合指数が2%を超す下げとなったことや、フィラデルフ
日経平均は169円安(9時10分現在)。
今日の東京株式市場は売りが先行した。
昨日の米株式相場が下げたことが東京市場の重しとなり、特に、ナスダック総合指数が2%を超す下げとなったことや、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4%を超す大幅下落となったことなどが東京市場のハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。
また、外為市場で1ドル=113円60銭台と昨日15時頃に比べ50-60銭ほど円高・ドル安方向に振れたことも市場の警戒感を強めた。
一方、昨日の日経平均が心理的な節目とされる29000円を上回って取引を終えたことから、相場の先高観が広がった。
また、新型コロナワクチンの3回目の接種が進む中、厚生労働省がファイザーに続きモデルナのワクチンを承認したことなどもあり、経済活動の活性化への期待感が継続し、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。
寄り後、日経平均は底堅く推移している。
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