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概要:東京株式市場で日経平均は小幅続伸。前日の好地合いを引き継いだものの、市場参加者が少ないこともあって、方向感を欠く動きとなっている。東証1部の売買代金は7月27日以来の2兆円割れとなった。
12月22日、東京株式市場で日経平均は小幅続伸。前日の好地合いを引き継いだものの、市場参加者が少ないこともあって、方向感を欠く動きとなっている。写真は都内の株価ボード。2020年10月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)
東京株式市場で日経平均は小幅続伸。前日の好地合いを引き継いだものの、市場参加者が少ないこともあって、方向感を欠く動きとなっている。東証1部の売買代金は7月27日以来の2兆円割れとなった。
21日の米国株式市場は主要株価3指数が急反発。旅行関連株のほか、テクノロジー株が買われたほか、決算を受けてナイキとマイクロン・テクノロジーも上昇した。
朝方より、日本株は堅調に推移する時間帯が長かったものの、手掛かり材料難となったほか、海外勢がクリスマス休暇など参加者が少なく、小動きで推移。薄商いながらも、短期筋の売り仕掛けもみられず、急速にボラティリティも低下した。
市場では「マーケット参加者が少なく、商いは急速に細った。ただ、閑散に売り無しと言われるように、多くの投資家が様子をみているのではないか」(SBI証券・投資調査部長の鈴木英之氏)との声が聞かれる。
TOPIXは0.09%高。東証1部の売買代金は、1兆9894億5200円と2兆円を割り込んだ。東証33業種では、空運業、鉱業、ゴム製品などが上昇し、パルプ・紙、食料品、電気・ガス業などが値下がりした。個別では、東京エレクトロンが小じっかりだが、トヨタ自動車はさえない。
東証1部の騰落数は、値上がり1147銘柄に対し、値下がりが911銘柄、変わらずが126銘柄だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 28562.21 +44.62 28614.06 28473.85
─28673.77
TOPIX 1971.51 +1.72 1976.82 1966.43
─1979.55
東証出来高(万株) 87492 東証売買代金(億円) 19894.52
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