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概要:神戸物産 (T:3038):4020円(+145円)反発。 前日に11月の月次動向を発表している。 単体営業利益は前年同月比18.4%増、直轄エリアの既存店売上高は同10.3%増と順調なスタートになっ
神戸物産 (T:3038):4020円(+145円)
反発。
前日に11月の月次動向を発表している。
単体営業利益は前年同月比18.4%増、直轄エリアの既存店売上高は同10.3%増と順調なスタートになっている。
TV番組をはじめとする各種メディアやSNSなどに取り上げられている効果で、来店客数が順調に推移しているもよう。
不正アクセスによる個人情報流出の可能性などから、足元で調整色が強まっていたため、押し目買いの手掛かり材料につながる状況のようだ。
コマツ (T:6301):2703円(+73.5円)
大幅続伸。
油圧ショベルなどの建設機械、並びにフォークリフトの国内向け全機種について、22年1月から平均10%の値上げを実施すると発表している。
建機の値上げは08年以来、建機とフォークリフト全機種の値上げは初めてとなるもよう。
鋼材価格や物流費の高騰などに対応するため。
今後は海外市場向けでも価格転嫁を進めていく方針のようだ。
今後の収益改善期待が先行、日立建機 (T:6305)などにも連想感が波及している。
東急不HD (T:3289):644円(+31円)
大幅続伸。
東急ハンズの全株式を22年3月にカインズに譲渡すると発表している。
譲渡額は非開示だが、200億円超の水準とみられる。
22年3月期に特別利益を計上するようだ。
東急ハンズは足元で大幅な赤字を計上していたこと、本業とのシナジーも強くなかったとみられることなどから、この経営判断をポジティブとみる動きが優勢になっている。
エーザイ (T:4523):6498円(-624円)
急落。
厚労省専門部会では前日、同社と米バイオジェンが共同開発した認知症新薬「アデュヘルム」について、審議を継続する方針を示している。
現時点のデータから有効性を明確に判断することは困難との見解を示し、今後実施される臨床試験結果などをもとに再度審議の必要があるとしている。
直近では欧州医薬品庁評価委員会も21年12月に承認しないとの見解を公表しており、期待新薬の先行き不透明感が一段と強まる形にも。
日立 (T:6501):6022円(-224円)
大幅反落。
自動車部品子会社の日立アステモでは前日、ブレーキ部品とサスペンションの構成部品で、定期試験の未実施などの不適切行為があったと発表している。
定期試験の不実施や指定条件を変更しての検査など、2000年から不適切検査を実施していたものもあるようだ。
調査委員会を設置して調査結果を22年半ばに公表する見通しと伝わっている。
ユーザからの信頼性低下につながるなどの懸念が強まる形のようだ。
ラキール (T:4074):2577円(+28円)
大幅続伸。
21年12月期の営業利益を従来予想の4.02億円から5.25億円(前期実績2.54億円)に上方修正している。
コロナ禍での諸施策見直しで人材採用費など販管費が前回予想を下回る見込みとなったため。
11月11日に開示した第3四半期累計(21年1-9月)の営業利益は3.47億円にとどまっており、第4四半期の急激な利益の伸びがポジティブ・サプライズと受け止められているようだ。
テックポイント (T:6697):1573円(+110円)
急伸。
従来未定としていた22年12月期の年間配当予想を1株当たり計0.50ドル(前期予想は無配)と発表している。
0.25ドルずつ2回に分けて支払う。
基準日は1回目が22年1月31日、2回目は未定(第2四半期に開示予定)。
配当金の支払いを継続的に業績に連動させるため、前会計年度のNon-GAAP指標に基づく純利益の約50%相当を配当目標額とする配当方針を採択したことに伴う措置。
ワンキャリア (T:4377):3255円(-120円)
朝高後、マイナス転換。
21年12月期の営業利益を従来予想の3.57億円から4.06億円(前期実績0.80億円)に上方修正している。
新卒採用領域での学生集客の需要に対して自社サービスの競争力が高まり、キャリアデータプラットフォーム「ONE CAREER CLOUD」の求人掲載やオンライン説明会を中心とする採用DXを推進する商品の販売が好調に推移したため。
前日には上場来高値を更新していた。
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