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概要:シンガポールに拠点を置く暗号資産(仮想通貨)プラットフォームCrypto.comが2月のスーパーボウルでCMを放映する予定である、と22日付のウォールストリートジャーナルが報じた。 2月13日に放送さ
シンガポールに拠点を置く暗号資産(仮想通貨)プラットフォームCrypto.comが2月のスーパーボウルでCMを放映する予定である、と22日付のウォールストリートジャーナルが報じた。
2月13日に放送されるNBCのスーパーボウルの広告主として、Crypto.comは、ショッピング報酬プラットフォームの楽天リワードのほかにDraftKings Inc、Avocados From Mexico、Intuit Inc.のターボタックスなどのマーケティング会社と並んで登場する予定だという。
Crypto.comは先月、7億ドルを支払ってロサンゼルスのステイプルズ・センターの命名権を20年契約することに合意し、名前は「Crypto.com Arena」になる予定と伝わった。
また、今年7月には総合格闘技団体「UFC」とパートナーシップを締結し、選手のユニフォームやグローブにCrypto.comのロゴを入れることが可能な権利を獲得している。
他にも、ロサンゼルスを拠点とする女子サッカーチーム「Angel City Football Club」のスポンサーになることも発表し、10月に公開されたCMには俳優のマット・デイモン氏が起用された。
Crypto.comのマーケティング最高責任者であるスティーブン・カリフォウィッツ氏によると、注目を集めるマーケティング戦略は、一過性のトレンドではなく、同社の製品が信頼できるものであることを示すことが主な目的だという。
また、スポーツに興味を持つ人々にアプローチするために設計されているようだ。
実際に、「様々なスポーツに参加することで、すべての人にアプローチすることができる。
スーパーボウルは一つのステップである。
」とカリフォウィッツ氏は述べた。
大手暗号資産取引所のFTXも、アスリートのスポンサーを獲得するために積極的な支出を行ってきた。
MLBと長期のパートナーシップを締結し、審判員はFTXのロゴをユニフォームに付けており、NFLの伝説的なクォーターバックであるトム・ブレイディとその妻ジゼル・ブンチェン氏など多くの著名アスリートとも契約を交わしてきた。
また、MLBのロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平選手が、米国の大手暗号資産交換所FTXのグローバル・アンバサダーに就任している。
海外の暗号資産取引所がマーケティング戦略の一環としてスポーツ界との連携を強めていることは明白である。
今後も、国内外の暗号資産取引所がスポーツチームとパートナーシップを締結していく動きに注目が集まりそうだ。
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