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概要:トヨタ自動車が24日発表した11月の販売・生産実績(トヨタ車とレクサス車)は、世界販売が前年同月比9.2%減と3カ月連続で減少した。海外で新型コロナウイルス感染が拡大した影響などで部品不足が続き、生産が注文に追い付かなかった。世界生産も4カ月連続で前年を下回ったが「計画通り」であり、販売とともに「10月から回復傾向にある」としている。
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12月24日、トヨタ自動車が発表した11月の販売・生産実績(トヨタ車とレクサス車)は、世界販売が前年同月比9.2%減と3カ月連続で減少した。写真はバンコクで2019年7月撮影(2021年 ロイター/Athit Perawongmetha)
[東京 24日 ロイター] - トヨタ自動車が24日発表した11月の販売・生産実績(トヨタ車とレクサス車)は、世界販売が前年同月比9.2%減と3カ月連続で減少した。海外で新型コロナウイルス感染が拡大した影響などで部品不足が続き、生産が注文に追い付かなかった。世界生産も4カ月連続で前年を下回ったが「計画通り」であり、販売とともに「10月から回復傾向にある」としている。
世界販売は77万4143台だった。減少幅は10月の20.1%減から改善した。このうち、軽自動車を含む国内販売は18.5%減の11万6370台、海外販売は7.3%減の65万7773台だった。
世界生産は0.8%減の82万1329台と4カ月連続で前年を下回ったが、減少幅は9月の39.1%減、10月の25.8%減と比べて大幅に縮小した。国内生産は7.9%減の27万5234台だった。海外生産は3.2%増の54万6095台で、11月として過去最高となった。
10月時点で同社は11月の世界生産計画を「85万─90万台」と公表していたが、計算に誤りがあったとして「80万─85万台」に訂正した。その上で、11月の生産実績82万1329台は「計画通り」(広報担当者)だったとしている。
12月と来年1月の世界生産計画についてはこれまで、いずれも「80万台レベルの予定」と公表していたが、その計画に変更はないとした。20年12月は約76万台、21年1月は約74万台で、両月とも前年を上回る水準を想定している。今年度の世界生産計画の「900万台」も維持する。
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