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概要:アジア時間の原油先物はまちまち。北海ブレント先物は小幅上昇する一方、米WTI先物は下落している。
ロイター編集
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アジア時間の原油先物はまちまち。北海ブレント先物は小幅上昇する一方、米WTI先物は下落している。写真は2014年11月、米カリフォルニア州ベーカーズフィールド(2021年 ロイター/Jonathan Alcorn)
[シンガポール 27日 ロイター] - アジア時間の原油先物はまちまち。北海ブレント先物は小幅上昇する一方、米WTI先物は下落している。
米国でクリスマスの週末26日、米国発着便および国内便計1000便以上が欠航したことが材料視された。
0053GMT(日本時間午前9時53分)時点で、米WTI原油先物は0.41ドル(0.6%)安の1バレル=73.38ドル。一方、北海ブレント先物は0.40ドル(0.5%)高の76.54ドル。前営業日の24日は0.9%下げて終えていた。
新型コロナウイルスのオミクロン変異株に感染しても軽症にとどまる可能性を示唆する初期データを受け、両先物は先週3─4%上昇していた。
だが、オミクロン株の感染力は強く、感染者は世界的に急増している。
米国では新型コロナ感染者が急増する中、一部のパイロットや乗員が隔離義務で搭乗できなくなった影響で、クリスマスの週末に航空便の欠航・遅延が相次ぎ、数千人が足止めされた。
市場は、石油輸出国機構(OPEC)に非加盟産油国を加えた「OPECプラス」が来週1月4日に開く次回会合に注目している。
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