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概要:[東京 18日 ロイター] - シャープは18日、戴正呉会長兼最高経営責任者(CEO)がCEOを退任する人事を発表した。4月1日付で、同じ鴻海精密工業出身の呉柏勲常務が副会長兼CEOに就任する。 戴
[東京 18日 ロイター] - シャープは18日、戴正呉会長兼最高経営責任者(CEO)がCEOを退任する人事を発表した。4月1日付で、同じ鴻海精密工業出身の呉柏勲常務が副会長兼CEOに就任する。
戴氏は2016年8月にシャープ社長に就任。経営再建を主導し、20年からは会長兼CEOを務めてきた。戴氏は「さらなる成長に向けて」と題した従業員向けのコメントの中で、22年度は新体制移行などシャープにとって「極めて重要な転換点」になるとし、新CEOの順調な船出を支えるため、1年間会長として経営に携わる意向を示した。
シャープはまた、株式の20%を保有する、大型パネル生産の「堺ディスプレイプロダクト(SDP)」の完全子会社化に向けて、同社の株主であるWorld Praise Limitedから株式を取得することについて協議を開始したと発表した。
シャープは、グローバル事業の拡大に取り組むうえで、コスト上大きな割合を占めるパネルの安定的かつ優位性のある調達が極めて重要などと説明。ディスプレイ事業の競争力向上や米中貿易摩擦の中で、中国以外にある唯一の大型液晶パネル工場であるSDPは、米州市場向けのパネル供給で優位性が期待できると判断した。
シャープはかつてSDPの持ち分売却を計画したが、戴氏は昨今の国際情勢や大型パネル市場の動向などを踏まえ、このタイミングでの完全子会社化はよい決断になると考えたという。
(浦中美穂、内田慎一)
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