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概要:18日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。 ウクライナ情勢の平和解決に向けた米ロ外相会談の開催が予定され、懸念は一服。 また、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の引き締めに前向きな
18日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。
ウクライナ情勢の平和解決に向けた米ロ外相会談の開催が予定され、懸念は一服。
また、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の引き締めに前向きな姿勢でドルは売りづらい。
前日はウクライナでの武力衝突に警戒が高まり、安全通貨の円やスイスフランへの買いが優勢となった。
また、予想外に低調なフィラデルフィア連銀製造業景気指数を受けNY株式市場は大幅安に振れ、ユーロ・ドルは1.13ドル台前半で下げ渋り、ドル・円は114円後半に下落。
ただ、本日アジア市場で米ロ外相会談の来週開催が報じられ、ウクライナ問題の事態打開に向けた動きを好感した円売りが主要通貨を押し上げた。
この後の海外市場はエバンス・シカゴ連銀総裁とウォラーFRB理事、ウィリアムズNY連銀総裁、ブレイナードFRB理事の発言が材料視される。
1月25-26日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は想定ほどタカ派的でなかったと市場に受け止められたが、足元の記録的高水準のインフレ指標を受け、当局者は全般的に引き締め加速に傾いている。
当局者による金融正常化への積極姿勢で金利高・ドル高が見込まれる。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・12月経常収支(11月:+236億ユーロ)
・22:30 カナダ・12月小売売上高(前月比予想:-2.1%、11月:+0.7%)
・24:00 米・1月中古住宅販売件数(予想:610万戸、12月:618万戸)
・24:00 米・1月景気先行指数(前月比予想:+0.2%、12月:+0.8%)
・24:00 ユーロ圏・2月消費者信頼感指数速報値(予想:-8.0、1月:-8.5)
・24:45 エバンス米シカゴ連銀総裁とウォラー米FRB理事が公開討論会参加
・01:00 ウィリアムズNY連銀総裁オンライン討論会参加(経済見通し)
・03:30 ブレイナード米FRB理事講演(中銀デジタル通貨)
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