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概要:[ベルリン 21日 ロイター] - IHSマークイットが21日発表した2月のドイツのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値は、需要の改善を受けて56.6と昨年8月以来の高水準を記録した。 1
[ベルリン 21日 ロイター] - IHSマークイットが21日発表した2月のドイツのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値は、需要の改善を受けて56.6と昨年8月以来の高水準を記録した。
1月は52.2だった。
製造業とサービス業を合わせた総合PMIは56.2と前月の53.8から上昇し、こちらも6カ月ぶりの高水準となった。
一方で製造業PMIは59.8から58.5へ低下した。アナリスト予想の59.5も下回った。供給網の目詰まりが緩和され受注も力強く伸びたが、新型コロナウイルス感染により従業員が出勤できなかったことが響いた。
IHSマークイットのエコノミクス・アソシエート・ディレクター、フィル・スミス氏は「ドイツ経済は12月に生産の伸びが一時的に停滞したが、2月は勢いを取り戻した」と指摘し、製造業にも明るい兆しが見られたと述べた。
「財生産ペースは鈍化したが、新規受注は過去6カ月で最も速いペースで増加している。さらに平均リードタイムが2020年11月以降で最も短くなっており、供給網の圧力が一段と緩和されたようだ」と分析した。
ただ投入価格の上昇が年初と同程度のペースで、商品・サービス価格の上昇が過去2番目の速さになっているとし、強い価格上昇圧力が依然として課題との見解を示した。
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