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概要:[22日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。ウクライナ情勢を巡る懸念が続く中、堅調な決算を発表した医療機器のスミス・アンド・ネフュー(S&N)が買われたほか、工業株の上昇も相
[22日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。ウクライナ情勢を巡る懸念が続く中、堅調な決算を発表した医療機器のスミス・アンド・ネフュー(S&N)が買われたほか、工業株の上昇も相場を支えてプラス圏で引けた。
FTSE350種工業株指数は0.83%高。金属価格の値上がりを背景に鉱業株指数は0.39%上昇した。
S&Nは7.5%と大幅上昇。新たな最高経営責任者(CEO)に、シーメンスヘルシニアーズのディーパック・ナス氏を任命したことが好感された。ホテル経営大手のインターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)は4.2%高。通期利益が予想を上回ったことが材料視された。
中型株で構成するFTSE250種指数は0.49%安。地政学的緊張を背景に、5営業日連続で下げた。
ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親ロシア派2地域の独立を承認し、軍隊派遣を命じたことを受けて、米国と欧州の同盟国は新たな対ロシア制裁を発表し始めた。
ドイツがロシアからの天然ガス輸送パイプライン、ノルドストリーム2のプロジェクト承認停止を明らかにした後、ロシア最大の外国投資企業である石油大手BPは0.5%下げた。一方、同業大手のシェルは0.5%上昇した。供給不安による原油価格の高騰を受けた。
金融サービスのハーグリーブス・ランズダウンは15.6%下落。金利低下などの影響で半期の利益が減少したと報告したことが嫌気された。
<欧州株式市場> ほぼ横ばいで取引を終えた。自動車や旅行関連株が上昇したものの、地政学的リスクを嫌気した売りが相殺した。STOXX欧州600種指数はわずかながら4営業日ぶりに上昇した。
自動車・部品株指数、旅行・娯楽関連株指数、テクノロジー株指数が1.04%、1.10%、0.85%とそれぞれ上昇。一方、小売株指数は1.10%下落した。
ドイツはロシアとドイツを結ぶ新しい天然ガスパイプライン事業を凍結し、英国はロシアの銀行に制裁を科した。ロシアがウクライナ東部2地域の独立を承認し、プーチン大統領がより好戦的な目標を示唆する演説をしたことに対する西側諸国の制裁措置の一環。
ドイツのDAX指数は0.26%下落。ドイツはロシアからのガス供給への依存度が高いのが弱みになるとの見方が出た。
STOXX欧州600種石油・ガス株指数は0.07%下落。原油価格が一時、2014年以来の高値に跳ね上がったものの、商品価格の上昇が一段のインフレにつながるとの懸念から売りが優勢になった。
プリンシパル・グローバル・インベスターズのグローバル・チーフ・ストラテジストのシーマ・シャー氏は「欧州への影響は主にガスや石油の価格を通じてだが、混乱が大き過ぎないようにすることはロシアに利益となる。今のところ市場の反応が鈍いのはそのためだ」と指摘した。
一方、TSロンバードのアナリストらは、西側諸国の対ロ制裁は限定的で、ロシアはドンバス地域を超えて拡大はしないだろうとの見解を示した。
STOXXユーロ圏銀行株指数は0.66%下落。欧州中央銀行(ECB)の年内の利上げに対する予想を投資家が後退させ、7月に10ベーシスポイント(bp)、年末までに40bpの利上げの可能性を約95%と見通しを示したのが下落要因となった。
シャー氏は、欧州経済の力強さへの懸念やウクライナ情勢の複雑さを考慮し、今年のECBの利上げには懐疑的であると述べた。
ドイツ自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は7.8%、持ち株会社のポルシェ・オートモービル・ホールディング(ポルシェSE)は11.3%それぞれ上昇。高級車部門ポルシェの新規株式公開(IPO)について協議を進めているとの報道を受けて急騰した。
<ユーロ圏債券> 指標となるドイツ10年債利回り利回りが1週間ぶりの高水準に上昇した。序盤には利回りは低下していたが、投資家の焦点がウクライナ危機の緊迫化から欧州中央銀行(ECB)による金融政策の引き締め期待に移った。
市場は、7月に10ベーシスポイント(bp)の利上げが行われ、年末までに計50bpの利上げが行われる可能性が85%あると織り込まれている。
先週は、6月までに10bp、年末までに50bpの利上げを完全に織り込んでいた。
独10年債利回りは終盤の取引で7.5ベーシスポイント(bp)上昇し、0.28%となった。一時は2月4日以来の低水準となる0.146%まで低下する場面があった。
2年債、5年債の利回りは約8.5bp上昇した。
フランクリン・テンプルトン傘下のウエスタン・アセットの欧州担当エコノミスト、アンドレアス・ビルマイヤー氏は「ウクライナ情勢も大きな影響があるが、ユーロ圏債券利回りにとってはECBの方がより重要だ。(ウクライナでの紛争の可能性を)政策反応に置き換えると、おそらく何らかの財政支援が増えることになるものの、ECBの金融政策や欧州債の利回りにとっては明確な要因ではない」と述べた。
ただ一部投資家は、ウクライナ情勢の外交的解決が見えるまで、中央銀行は緩和縮小計画を遅らせると予想している。
ゼネラリ・インベストメンツ・パートナーズのマウロ・ヴァレ氏は、年内に2回(20bp)の利上げを行うとする市場の予想は「やや行き過ぎ」とみている。ECBは「地政学的緊張が解消されたとしても、今年の利上げは1回のみとするだろう」と予想した。
<為替> 欧州終盤 アジア市場終盤 コード
ユーロ/ドル 1.1342 1.1295
ドル/円 114.93 114.74
ユーロ/円 130.37 129.64
<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード
STOXX欧州600種 455.12 +0.31 +0.07 454.81
FTSEユーロファースト300種 1780.80 +1.21 +0.07 1779.59
ユーロSTOXX50種 3985.47 -0.24 -0.01 3985.71
FTSE100種 7494.21 +9.88 +0.13 7484.33
クセトラDAX 14693.00 -38.12 -0.26 14731.12
CAC40種 6787.60 -0.74 -0.01 6788.34
<金現物> 午後 コード
値決め 1900.1
<金利・債券>
米東部時間14時19分
*先物 清算値 前日比 前営業日終盤 コード
3カ月物ユーロ 100.51 0.00 100.51
独連邦債2年物 111.76 -0.08 111.84
独連邦債5年物 131.03 -0.30 131.33
独連邦債10年物 165.70 -0.56 166.26
独連邦債30年物 194.52 -1.20 195.72
*現物利回り 現在値 前日比 前営業日終盤 コード
独連邦債2年物 -0.416 +0.055 -0.451
独連邦債5年物 -0.014 +0.057 -0.118
独連邦債10年物 0.233 +0.042 0.206
独連邦債30年物 0.499 +0.027 0.476
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