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概要:[24日 ロイター] - ロシアルーブルは24日の取引で続伸している。1カ月ぶりに取引を再開した株式市場は、荒い値動きの中、大半の銘柄が上昇した。 0748GMT(日本時間午後4時48分)現在、ルー
[24日 ロイター] - ロシアルーブルは24日の取引で続伸している。1カ月ぶりに取引を再開した株式市場は、荒い値動きの中、大半の銘柄が上昇した。
0748GMT(日本時間午後4時48分)現在、ルーブルは2%高の1ドル=95.61。プーチン大統領が「非友好国」にルーブル建てで天然ガスを売却する方針を示したこと受けて上昇したオーバーナイトの取引からさらに値を上げた。
対ユーロでは3%高の1ユーロ=105ルーブル。
モスクワ証券取引所は2月下旬以来初めて一部銘柄の株式取引を再開し、荒い値動きとなっている。外国人投資家の売買と空売りは禁止されている。
BCSブローカーはリポートで「寄り付きから大口の買い注文が見られた。財務省が株式を買うとの見方が全体的な地合いを支えている」と指摘した。
ルーブル建てのMOEX指数は9%高の2695.8。ドル建てのRTS指数は取引が再開されていない。
航空会社アエロフロートは一時約20%急落後、下げ幅を9%に縮小した。ロシアの航空機は欧州のほとんどの領空で飛行が禁止されている。
欧米の制裁を受けている大手銀行VTBは1.5%安。
その他の銘柄はおおむね上昇。ガス大手のノバテクは25%近く値を上げた。原油価格の上昇を受けてガスプロムは約18%、ロスネフチは20%超、ルクオイルは6%上昇した。
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